散文詩集『挽歌-elegy-』&『真珠姫の恋』の電子版を発売しました

 

挽歌-elegy-

挽歌-elegy-

挽歌-elegy-

 

罪人の冠を頭にいただき、人の子を惑わしたすべての女の恨みを纏って、私は消えてゆく。
嘉村詩穂の個人詩集。 個人サイト「紫水宮」と主宰している文芸サークルかもめのweb文芸誌「かもめソング」に発表した詩に、書き下ろしを加えた散文詩集です。
耽美主義を掲げ、表題作となった「挽歌」を中心に、主に和風・東洋風の幻想的な詩を収録しています。 

以下の十四編の詩を収めています。

 

-収録作品-

マディソン

逝春(せいしゅん)

よみひとしらず

或神話研究者の最期

挽歌

或楽師の書簡

緋鯉抄

調香師の終末

秋菊

夕波千鳥

秘仏

雪女郎

墨色の使徒

 全体で一万字程度のボリュームです。

少しでも多くの方に読んでいただきたいので、レビューを書いていただけると大変励みになります。

 

▼いただいた感想です

なんだ、この人、詩も抜群じゃないか。 詩というにはいささか行間が詰まりすぎているのは確か。
しかし、短編小説と詩がともに瞬間の切れ味や針の一刺しの鋭さこそ至上とし、短編小説は意味を、詩は言葉をひらめかせるものなら、どちらも満たしたものといえる。
『かもめ』が最高。 「魚たちは口々に甘美な響きをくちずさんでいることだろう。」 ここ素晴らしいです。
鴎、秘仏など、因果、展開がはっきりとしていて、小説らしさが際立っている点が、詩としての評価を減じるものかもしれません(しかし、作品としての素晴らしさは些かも毀損されてないと存じます) しかし、『マディソン』『調香師の終末』は詩としてもすばらしいと思います。 この詩集は嘉村さんの手腕の広さを感じました。

 

真珠姫の恋

真珠姫の恋

真珠姫の恋

 

 耽美主義を掲げ、SF・中華幻想・仏教、そして著者のふるさとへの憧憬をテーマとした、第二散文詩集です。
以下の十編の詩を収めています。

-収録作品-
青磁の爪

白狐譚

鶯姫

エリザベート・バートリの末裔

いにしえのうた

最後の手紙

人体標本

真珠姫の恋

補陀落渡り

地獄の白百合