今年の振り返りと来年の目標
今年の振り返り
詩の投稿
今年は小説に挫折した一年になった。書こうとしても全く書けず、プロットを提出しても色良い反応を先生からいただけずに、随分と気持ちが追い詰められた。
小説を書くことを一旦やめて、詩を書くことに重点を置き、9月から四ヶ月分ココア共和国に投稿した。
その結果、自由詩を投稿した12月号を除いて、散文詩を投稿した月はいずれも佳作として採っていただけた。
そのことが励みとなって、金澤詩人賞と詩人会議新人賞に投稿したが、こちらはまだ結果が出ていない。あまり期待はしていないのだけれど、それでもココア共和国にこれほど評価していだけていなかったら、一向に足踏みしたまま前に進めなかっただろうと思う。
詩を書くことそのものに迷いは感じてきたけれど、今の私にできることは詩を書くことを除いて何もないので、とにかくこれが運命だと思って散文詩を書き続けたい。
図書館エッセイ集『図書館という希望』の出版
ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、蔵書にまつわること、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。
-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物
kindle unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけます。
またおかげさまで文学理論部門というカテゴリーで60位台の成績を二度にわたって収めることができました。
これもひとえに読んでくださった皆様、応援してくださった皆様のおかげです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
来年の目標
ココア共和国への投稿を続ける
これまで通り、月一度のココア共和国への投稿はつづけていきたい。
来年は傑作集に入ることを目標としたいし、ココア共和国内で開催される賞にも応募資格があるので、そちらの結果も待ちたい。
とはいえ佳作止まりなので、賞レースはなかなか厳しいものになるとは思うのだけれど。
とにかくコンスタントに応募しつづけて、少しでも上達できるように励みたい。
新たな詩誌への投稿
現代詩手帖への投稿を視野に入れたい。
一度投稿して選外となって、それ以降は全く送れていないのだけれど、来年はもっと粘れるといいなと願っている。
さらにユリイカへの投稿も考えたい。三誌に投稿するとなるととにかく量をこなさなければならないので、日々必死に詩作に励んでいきたい。
もちろん読む方も励みたいし、来年は今年を上回る質量の詩歌と出会えるようにしたい。
すでに積んでいる本は崩していきたいし、読みたい本も目白押しだ。
賞への投稿
まだ結果は出ていない段階ではあるけれど、詩誌だけでなく、詩の賞に本格的に投稿したい。
適宜情報をチェックして、その都度投稿できるように、日頃から詩を書き溜めておきたい。
私の実力ではまだまだ敵わないという思いは依然としてあるけれど、ココア共和国に佳作として四度採っていただけたことを糧に頑張りたい。
電子書籍を新たに出版
2021年に読んだ32冊の詩歌の中から、特に気に入った12冊について電子書籍にまとめたい。
今年は少数ながらも層の厚い読書ができたので、今なお忘れがたい、良い詩歌との出会いが何度もあった。
年明けから原稿に入りたい。