新たなエッセイ本の構想
図書館エッセイ集『図書館という希望』に続く、新たなエッセイ集を構想中です。
図書館という希望 宣伝
ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、蔵書にまつわること、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。
-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物
まだ構想の段階なので、すぐに出版できるわけではないのですが、かねてから頭木弘樹さんの『絶望名言』がとても気に入って、読んでいて気持ちが楽になったので、自分自身も療養生活をつづける中で、「この本に支えられた」という本たちを紹介したいなという思いが強まっています。
私の場合は名言として一文を抜書きするのではなく、あくまでも自分の療養生活を交えた本の紹介という内容になりそうです。
また紹介する本としては、小説だけではなく、詩歌や美術書といったものも取り上げて、『絶望名言』とはまた違ったアプローチで迫る予定です。
まだまだ勉強が足りていない部分も大いにあるので、これから時間をかけて執筆しなければなりませんが、紹介する本は現時点で16冊と、そこそこのボリュームになっています。
そのうち詩歌は7冊を取り上げるつもりです。
そういう点で『絶望名言』とはまた違った内容の本になればと考えています。
原稿はまだ白紙状態なので、療養のための帰省から帰京したら準備に取り掛かる予定です。
ひとまず書けるものからどんどん書いて、来年中を目処にKDPとして上梓できればと思います。