【深夜の文章キャス】それでも書き、詠む

Twitterから離れて、宣伝の機会が減ってしまい、創作意欲にもダイレクトに影響が出て困っていたのだけれど、それでもこの手から歌を紡ぎだしたいという想いは変わらない。

そういうわけで短歌を詠み、詩を書いた。

短歌は累計700首になり、少々飽きてきたなと感じている。もう少しさまざまな模索をしてもいいのだけれど、歌壇の風潮が合わないということもあって、投稿するのもためらわれてしまい、結果的にひとりで細々と詠んでいる。

季語が恋しくなってきたというのも大きい。元々俳句を精力的に詠んでいたので、そろそろ俳句に立ち返ってもいいのかもしれない。私が大きな影響を受けた療養俳句の金字塔・石田波郷『惜命』も俳句で、もともと私はどちらかというと俳句を好んでいたのだった。

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それでも俳句から離れようと思ったのは、ひとえに自分の技量不足によるところが大きい。俳味というものが私はついぞ理解できないままだったし、前衛俳句を詠むにも、いささか藤原月彦の影響を多大に受けすぎていて、そこからさらなる進化ができずにいた。

それでも短歌700首を詠んで改めて思うのは、やはり私は俳句が好きだということだ。

季語が好きだし、五七五というミニマムな詩型の洗練された形がたまらなく好きだ。

今ふたたび俳句の門を叩いてもいいのかもしれない。

 

またお気に入りのアーティストである冥丁のRemixの曲を聴きながら詩を書いた。

Flowers (冥丁 Remix)

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詩を書いていると、私の指から自然とこぼれ出てくる詩はやはり散文詩だなと気づく。

ここのところ自由詩を書こうとあれこれと書いてはいるものの、まだまだ試行錯誤の余地が大きすぎて、折本にするにはあまりに拙い。

kakuyomu.jp

主人に二作目の「世界が海に満たされる日」を読んでもらったところ、「少し上達したんじゃない?」と云われたのだけれど、散文詩を解体しながら自由詩を書いているので、どうにもぎこちない気がする。

自由詩という詩型は散文詩よりもリズムと飛躍を問われるジャンルなので、意味の世界にいないと落ち着かない私にはやはり不向きなものなのかもしれない。

そうはいっても現代詩のメインストリームはやはり自由詩にあるし、将来的にさらなる発展を目指そうとすると、どうしても自由詩に挑まざるを得ない。

そうしてさまざまな試行錯誤をしながら、詩歌をより愉しんで作り上げていきたい。

11年詩を書いてはいても、まだまだ道半ばで、学ぶべきものはたくさんある。

今一度俳句に触れたり、詩に触れたりしながら、自分の道を切り開きたい。