【深夜の文章キャス】さらなる高みを目指して

ここのところすっかりインプットができなくなってしまっていて、昼ごろから夕方まではそのことに刹那的な絶望感を抱いて臥せっていた。

物語もなかなか読めずにいるし、それ以外の本も食指が動かない。体調が悪くても絶えず何かしらの本を読んできた私にとっては大きなストレスになっている。

読まねばと焦るほど読めなくなるし、自分が何に興味関心を持っているのかも、自分が何を好きだったのかも、本棚を眺めれば眺めるほどわからなくなって、それはここ数ヶ月ブックオフに行って感じていた焦りと全く同質であったことに気づく。

 

その根源には小説を書けないことの焦りがあるのは間違いないのだけれど、私は今の生活スタイルを壊し、体調を崩してまで小説を書きたいと思えない。

小説を書けばこの困難な状況を打破できるのかもしれないと思いつつも、小説を書いていて体調を崩したり、家事に支障をきたしたりして主人に迷惑をかけてきたので、同じことは繰り返したくはない。

詩歌に賭けると決めたのは、比較的継続的に無理なく創作ができるという一点に尽きる。短歌ももうすぐ累計700首に到達するし、折本もぽつぽつとお買い求めいただいていて、本当に感謝の思いしかない。

booth.pm

ゴシックな雰囲気が香る療養短歌30首を収めています。  


天上のアガパンサスアガペーを我に給えよ病篤くなり 
 青薔薇の冠授けよとこしえに無数の棘は言葉となれり

 

booth.pm

療養短歌をテーマに詠んだ、短歌30首を収めた折本歌集のPDFです。 失われた恋への挽歌、過ぎ去った夏へのノスタルジーをサブテーマとし、ダークでゴシック、耽美な作風を志向しています。  


世の終わり詩神は死せず海の果てきみとふたたび巡り逢うまで  
AnthemはCoccoだったね沈黙を守ってふたり白百合の園

次の折本もそろそろ作れる頃かと思う。

まだまだ短歌で試したいことはあるし、引き続き歌集を読んだりして、自分の作風をより高めていきたい。

そしてゆくゆくは投稿も考えたいと思っている。

まだまだ実力不足なのは目に見えて分かっているし、私には自費出版をするだけの余力もないし、プロを目指したいわけではないのかもしれないけれど。

それでも何かしら目標があった方が励みになるので、ひとまず次の折本を作ることを念頭に置いて、作歌に励んでいきたい。

 

また詩の方もなかなかインプットが進んでいないので、こちらももっと量をこなしたい。

作るだけで満足しているようではどうしようもないし、積極的に学んで自分の作品をアップデートさせなければ、またいずれ行き詰まることは目に見えている。

耽美主義から療養詩歌に切り替えて、その結果ココア共和国に佳作として採っていただけたことはひとつの成果だと思うけれども、それだけに飽きたらず投稿をつづけたいし、自分の詩をより高めたい。

そうして向上心を持ちつづけていれば、おのずとインプットもできるだろうし、まだまだ成長を見込めると思って励みたい。