歌集の積読本が減ってきたので欲しい歌集を挙げていく

角川短歌や短歌研究でも書評が寄せられていた、今注目の歌人の歌集。

かねてから欲しいと思っていたのだけれど、未だに買えずじまいになっている。

笹川諒さんの短歌は角川短歌8月号で拝見して、その詩情を感じさせる歌風がとても好みだったので、ぜひまとまった形で読みたい。

 

Twitterやnoteを拝見しているかみしのさんの歌集が発売されるということで、今からとても楽しみにしている。

解説はあの藤原月彦こと藤原龍一郎さんだそうで、こちらも期待したい。

 

ここのところTwitterで散見する歌集。

キャッチーなタイトルがまた目を引く。今はエモーションを鋭く切り取った歌集を読みたいと思っているし、読んで感じるところも何かと多そうだ。

できれば手元に置きたい。

 

みづのうへAよりみづのうへBへ鷺は線状に身をうつしけり

きみたちは恋愛すべしぼくはちよつと風邪ひいたのでしばし寝ますが

聖堂の尖塔あまた鋭くてひかりの血潮浴び天を刺す

かねてから気になっている歌集。

第59回角川短歌賞と、第60回現代歌人協会賞を受賞した作品とのこと。

表紙は「さよならを教えて」の長岡建蔵氏が手がけていてこちらも気になるポイントだ。

 

たまたま検索をしていて出会った歌人石川美南さんの歌集。

中学生の頃が一番きつかつただらうな伏目がちのメドゥーサ
正夢のやうだと思ふ濡れた手で掴めば濡るる手紙のことを
試着室に純白の渦作られてその中心に飛び込めと言ふ
( 帰るつてどこにだらうか) コントでは手首をひねつたら部屋の中
内と外つながつてゆくあやふさのエッシャー、細く柔らかな線

詩情を感じさせる短歌の数々が気になるところ。

山下陽子の作品が表紙を飾っているということもあって、ぜひ手元に欲しい。

 

きみの頰テレビみたいね薄明の20世紀の思い出話
 このラジオいつか鳴りだす公園の鳩たちみんないなくなったら
 明け暮れのあなたの心のつめたさが手を手で包むわたしに触れる

こちらも何かとTwitter上で見かける歌集。

第23回歌壇賞を受賞した作品とのことで、たしか歌誌にも書評が載っていたと記憶している。

歌風が好みそうなので、いずれ手元に迎えられればと思う。

 

葛原妙子関連書籍二冊。

フェミニズムとは距離を置きたいので、買うかどうか未だに迷っているのだけれど、葛原妙子を読み解く上では補助線になりそうなので、気が向いたら買うかもしれない。

夏頃に手元に迎えた三一書房の『葛原妙子歌集』は須永朝彦宛署名本で、おいそれと触れないので未だに読めずにいる。

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ほとんど触れた形跡もないし、閲覧用としては図書館で借りて読むのがいいのだろうなという気がしていて、閲覧用にもう一冊買えれば一番いいのだけれど、あいにくとなかなか世に出る品ではないので、少し困っているところだ。

とにかくこの本は保存用として温存しておきたいので、今秋出るという葛原妙子歌集に期待したい。