読者60名様突破&折本をDLしてくださり、ありがとうございます

おかげさまでこのブログの読者が60名様を突破しました。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

またおかげさまで既刊・新刊の折本にブーストも多数いただいており、このたびは新作の折本詩集『大時化の海へ』にご感想をいただきました。
何度も繰り返し読みたくなる詩集と評していただけて、大変作者冥利に尽きます。

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海をテーマにした散文詩5篇を収録した折本歌集です。
行く宛のない「あなた」への手紙、焦がれるような夏へのサウダージ、終わる夏への挽歌をサブテーマとしています。

越境する神々を信じながら、不信の顎門に囚われて、なすすべもなくあらゆるきみたちを恨み、(きみの聴く講談のアウトローたちは怒りを暴発させても浄土は三千光年先だね)(絶望の只中を周回しつづける船に乗ることを宿命づけられた者たちの系譜に連なる私もまた)眠る場所さえない。──「大時化の海へ」

-収録作品-
大時化の海へ(現代詩手帖落選作)
あなたへ
女神の痕
神の国より
魚地獄


詩はまだまだ模索がつづきますが、先日ココア共和国9月号に佳作として採っていただいた嘉村詩穂名義の「ニライカナイ」を確認したところ、齋藤貢先生絶賛、秋吉久美子先生から「こりゃいいね!」をいただいておりました。

今後ともこれを励みにますます詩作をがんばりたいと思います。
併せて過去作の詩と短歌の折本をまとめ買いしてくださる方も複数いらっしゃったので、併せてご紹介させていただきます。


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夜を歌った詩を四篇収録しています。

細部を検分する間もなく闇は濃くなり、男の、女の、あるいはそのどちらでもない声が満ちた密室に閉ざされたまま炎に包まれて、ちいさな球体を抱えてうずくまったまま、はるか遠くから聞こえてくる無声の音楽に耳をすませる。 ——「夜の音楽」より

-収録作品-
精霊流し
夏の亡霊
夜の言葉
轟音を友と呼ぶ

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ゴシックな雰囲気が香る療養短歌30首を収めています。

天上のアガパンサスアガペーを我に給えよ病篤くなり
青薔薇の冠授けよとこしえに無数の棘は言葉となれり


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booth.pm

療養短歌をテーマに詠んだ、短歌30首を収めた折本歌集のPDFです。
失われた恋への挽歌、過ぎ去った夏へのノスタルジーをサブテーマとし、ダークでゴシック、耽美な作風を志向しています。

世の終わり詩神は死せず海の果てきみとふたたび巡り逢うまで
AnthemはCoccoだったね沈黙を守ってふたり白百合の園


宣伝だけというのもなんなので、ここ最近感じていることも書いておきたいと思います。
私は25年ほど創作をつづけてきて、小説は25年、詩は11年書きつづけてきました。
小説を書くことを諦めざるを得ない事情が生まれてしまったり、詩歌でも異性にたびたび嫉妬されてしまって凹んだりと、さまざまなネガティブな体験をしてきましたが、それでもふたたび立ち上がって前を向けたのは、ひとえに支えてくださる読者の皆様と、主人の理解があってのことだと思っています。
evie-11.hatenablog.com
evie-11.hatenablog.com
小説を書けない自分に負い目を感じたり、小説から目を背けようとする自分に自責の念を抱いたりしてきましたが、それでも自分の体調の許す範囲や、キャパシティの許す範囲で無理のない創作をつづけていくことが、結果的に自分自身にとっていい結果をもたらしつつあるのかなと感じています。
evie-11.hatenablog.com
詩歌の道を進んでいくと決めてから、少しずつ自分の中に積み重なってきたものもあって、それを折本という形で皆様にお届けできるのは私にとってかけがえのない喜びです。
まだまだ未熟な部分も多いですが、それでも前に進んでいきたいと思っています。
ゆくゆくはまたKDPで詩集や歌集を編みたいと考えています。それもまだ当分先になりそうですが、過去作もよろしくお願いいたします。