ちょこっと文芸福岡中止に伴い、BOOTHにて作品の頒布をはじめました
青薔薇頌
ちょこっと文芸福岡に出展する予定だった歌集の折本です。
ゴシックな雰囲気が香る療養短歌30首を収めています。青薔薇の冠授けよとこしえに無数の棘は言葉となれり
頒布価格:100円
PDFでの配信となります。
6月に詠んだ短歌100首のうちの30首を折本に収めました。
ちなみにこの折本歌集のあとに制作したのが、すでに頒布している『晩夏の詩神』です。
療養短歌をテーマに詠んだ、短歌30首を収めた折本歌集のPDFです。 失われた恋への挽歌、過ぎ去った夏へのノスタルジーをサブテーマとし、ダークでゴシック、耽美な作風を志向しています。
世の終わり詩神は死せず海の果てきみとふたたび巡り逢うまで
AnthemはCoccoだったね沈黙を守ってふたり白百合の園
こちらをすでに有償頒布していたこともあり、兼ね合いを考えた上で、有償頒布という形を取らせていただきました。
いずれこれらの折本に収めた短歌は、KDPという形で電子書籍として販売するつもりでいます。
まだまだ先は長いので、日々作歌に励んでいければと考えています。
夜の精霊たち
ちょこっと文芸福岡に出展する予定だった折本詩集です。
夜を歌った詩を四篇収録しています。
細部を検分する間もなく闇は濃くなり、男の、女の、あるいはそのどちらでもない声が満ちた密室に閉ざされたまま炎に包まれて、丸いちいさな球体を抱えてうずくまったまま、はるか遠くから聞こえてくる無声の音楽に耳をすませる。
──雨伽詩音「夜の音楽」より
頒布価格:100円
PDFでの配信となります。
眠れぬ夜のお供に、あるいは絶望に寄り添う言葉を届けられればという思いで編みました。こちらも継続的な活動につなげるために、有償配布という形を取らせていただきました。
詩もいずれまたKDPで詩集にしたいと考えているところで、既刊は以下の二冊です。
併せてご利用いただければ幸いです。