連休に買った本&届いた本
はじめに
連休はほとんど外出をせず、最寄り駅圏内で過ごした。
私は基礎疾患持ちで、ワクチンも未接種だし、ここのところ心身ともに体調を崩していて、遠出はできない状況だった。
もともと自粛生活をつづけたいと考えていたので、さほど苦痛ではなかったし、行きたい展示も数あれども、この体調では都心に出るのは命取りになりかねない。
加えて連日の猛暑も厳しく、日中は外に出る気になれないということで、日が落ちてから近場に出かけることが多かった。
何度か書店に足を運んだり、届いた本があったので、順次紹介したい。
ブックオフ
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』『走ることについて語るときに僕の語ること』『若い読者のための短編小説案内』
森見登美彦『きつねのはなし』
俵万智『かぜのてのひら』
『現代詩手帖』2019年1月号
『&premium くつろげる部屋に、整える』
と購入した。
ブックオフでは100円コーナーはほとんど見ないのだけれど、今回は小説の執筆にドクターストップがかかって、とにかく何を読んで良いのかわからない状況になってしまったので、100円コーナーで読みたいと思う本をピックアップすることにした。
俵万智の第二歌集『かぜのてのひら』を入手し、現代詩を概観する『現代詩手帖』2019年1月号を買えたことが収穫だったと思う。
またドクターストップで小説を書けなくなってしまって、小説を読む気になれない日々がつづいているけれど、それでも気になる本はあるのだなと気づけたことは、いくらか心のなぐさめとなった。
新刊書店
小松和彦『聖地と日本人』
瓜生中『よくわかる 山岳信仰』
を購入した。
神道に軸足を定めたので、やはり再入門というか、記紀神話を専攻していた学生時代の復習は必要だなと感じている。
小松和彦先生の本は学生時代によく読んでいて、必携だろうということで購入した。
この新刊書店はあまり見るべきものがないなと感じることもあるけれど、角川ソフィア文庫はここのところ宗教関連の書籍を出しているらしく、『神さまたちの季節』も積んでいる。
また民俗学をかじっていたので、新書コーナーでこちらの『土葬の村』も気になったけれど、すでに会計を済ませたあとだったので見送った。
神道関連の本は、できるだけ早めに崩して読みたい。
ネットの古書通販
一田憲子『暮らしに必要なものは、自分で決めていい。』『大人になってやめたこと』
暮らしの本をさらに読みたいと思って手に取った。
一田さんの本は『日常は5ミリずつの成長でできている』以来で、こちらはあまり肌に合わなかったのだが、この本ではあまり描かれていなかった、彼女自身のことをもっと知りたいという想いはかねてからあったので注文した。
さっそく『大人になってやめたこと』を読んでいる。
『日常は5ミリ〜』よりも彼女自身の発見や気づきが盛り込まれているので、好感を抱きながら読み進めているところだ。
本当は暮らしの本で欲しいものはまだまだあるのだけれど、それは追々手に入れられればと思っている。
夏から秋にかけて、幻想文学界隈は刊行ラッシュがつづくので、今はそれを楽しみにしているところだ。