折本フェアの原稿が揃いました
ちょこっと文芸福岡に出展する折本詩集の原稿も揃い、無事に二冊出せそうです。
折本詩集『夜の精霊たち』
近作の散文詩から、夜をモティーフにした散文詩を四編集めて折本にします。
収録作は以下の通りです。
夏の亡霊
轟音を友と呼ぶ
夜の言葉
いずれもこちらの詩集に収録しているもので、無料でお読みいただけます。
イベント期間中にBOOTHにて折本ver.のPDF配信をする予定です。
タイトル案ははじめのうちは迷って「ヨルノシ」「夜想曲」などの案があったのですが、「ヨルノシ」は「ヨルシカ」っぽいし、「夜想曲」はタブッキやカズオ・イシグロに足を向けて眠れないのでやめておきました。
結果的にオリジナリティのあるタイトルになったのではないかなと思います。
折本歌集『青薔薇頌』
制作過程はこちらに書いたとおりです。
ゴシックで仄暗い雰囲気の未発表短歌30首を掲載します。
せっかく青というキーカラーなので文字色にこだわってみようかなと思います。
こちらも折本の展示と合わせてカクヨムにて公開し、BOOTHにてPDF配信をする予定です。
これからのこと
それからぼんやりと投げ銭のようなアイテムを用意できないかなぁと近ごろ考えているところです。ペーパーだと内容が乏しくなるので、将来的に100円程度の有償配布の折本を作れればいいのかなと。
短歌はA4の折本を作るのに30首程度は入ると分かったので、いずれ有償配布の対象とするかもしれません。
もう少し短歌を詠むモチベーションを上げていきたいという想いもあるので、前向きに検討したいと思います。