【深夜の文章キャス】図書館を自分のスケールで活用する

今日はもろもろのことで参っていたのだが、あまりここに書きたいことではないので多くの言葉は割かない。

ただ自分の管理能力の低さ、ストレス耐性の低さを厭というほど思い知った。

ストレス発散の手だてはいくらあっても困らないし、できるだけ自分に取り組みやすいアクションをいくつか用意しておきたいと思う。

ブログの執筆を含めて、創作はその点理にかなっているけれど、それで消耗してしまったり、創作しかほぼ趣味がなくて、行き詰まったときに詰むことが多い。

読書は弱っているとなかなかできなくなるので、できるだけ心理的・金銭的負担が少ないもので、取り組みやすい趣味があればいいなと思う。

そういう点では読書の中でもあまり消耗しないで読めるような本を読みあさるとか、音楽を聴きあさるとか、ソシャゲをするとか、手がないことはないのだが、ソシャゲは集中してプレイできたためしがないし、音楽はほぼ常時かけているのであまり効果がない。

そういうことを鑑みると、図書館で読みやすい本を借りてきて読む、が一番最適な答えということになるのかもしれない。

 ちょうど今、奥野宣之『図書館「超」活用術』を借りているので、さっそく崩したい。

 また新書なども読みやすい部類の本に入るし、借りるものに困ったら新書の棚を漁るというのも良い。

 昨日も書いたように鹿島茂『フランス歳時記』は図書館で借りて読んだ本だし、図書館活用術という点では千野信浩『図書館を使い倒す!』も興味深く読んだ。

 

また美術書の棚もなかなか穴場で、らんぷの本シリーズの『東郷青児』や『高畠華宵』といった本を気の赴くままに借りて読んだのも覚えている。

またエッセイなども比較的手に取りやすいし、私はもっぱら遠方の図書館や、閉架図書ばかり借りているが、開架図書にもさまざまな本が揃っている。

中でも仏像にまつわるエッセイを編んだ『名文で巡る国宝』シリーズは見所が多く、白洲正子谷崎潤一郎といった名だたる作家のエッセイが並ぶ。これも全シリーズ読破したい。

 またかねてから気になっている幸田文青木玉親子のエッセイも借りて読みたいと思っている。

思えば石田波郷に出会ったのも、エッセイコーナーにあった『江東歳時記・清瀬村』がきっかけだったし、何が発端となって新たな扉が開かれるかは分からない。

そうした無尽の奥行きがあるのが図書館という場所だと思う。

 

 

なお、今は図書館から借りてきた塚本邦雄『緑珠玲瓏館』を読んでいる。

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塚本邦雄自身の短歌を古今東西にわたるさまざまな知識を披瀝しながら解説するという本で、かねてよりこういう塚本邦雄の評論や解説を読みたいと思っていた身には願ってもない機会となった。

こうした本との出会いを秘めているのも図書館の魅力で、その魅力の礎には先人の司書たちのたしかな選書の目がある。

あらためて先人の司書の方々に感謝と尊敬の意を表するとともに、図書館でのさまざまな書物との出会いを存分に味わいながら、今後とも通いつづけたい。