『挽歌-elegy-』をお買い上げいただきました&KDP裏話

またまた電子書籍で出版しているオリジナルの散文詩集が売れました。

お買い上げいただき、ありがとうございます。

挽歌-elegy-

挽歌-elegy-

 

罪人の冠を頭にいただき、人の子を惑わしたすべての女の恨みを纏って、私は消えてゆく。
嘉村詩穂の個人詩集。 個人サイト「紫水宮」と主宰している文芸サークルかもめのweb文芸誌「かもめソング」に発表した詩に、書き下ろしを加えた散文詩集です。
耽美主義を掲げ、表題作となった「挽歌」を中心に、主に和風・東洋風の幻想的な詩を収録しています。

-収録作品-
マディソン

逝春(せいしゅん)
よみひとしらず
或神話研究者の最期
挽歌
或楽師の書簡
緋鯉抄
調香師の終末
秋菊
夕波千鳥
秘仏
雪女郎
墨色の使徒

 

真珠姫の恋

真珠姫の恋

 
耽美主義を掲げ、SF・中華幻想・仏教、そして著者のふるさとへの憧憬をテーマとした、第二散文詩集です。
以下の十編の詩を収めています。

-収録作品-
青磁の爪
白狐譚
鶯姫
エリザベート・バートリの末裔
いにしえのうた
最後の手紙
人体標本
真珠姫の恋
補陀落渡り
地獄の白百合

 

kindle unlimited会員の方は追加料金なしでお楽しみいただけます。

ぜひお手に取っていただければ幸いです。

 

同じアナウンスの繰り返しだと芸がないので、KDPでの出版に至った裏話を少しばかりしておこうかなと思います。

もともと第一散文詩集『挽歌-elegy-』は紙の同人誌で、第二散文詩集『真珠姫の恋』も同人誌として出すつもりでした。

しかし長引く体調不良でイベントへの直参が難しくなってしまい、自家通販もなかなかコンスタントに行えなくなってしまいました。

そういう人間にとって、KDPは最後の頼みの綱でした。

もちろん紙の本として同人誌を作れるのがベストなのですが、もともと少部数しか刷らない上に、在庫も抱えてしまいがちで、同人誌を作るのが大きな負担になっていました。

 

また電車での長時間の移動など、イベントへの参加そのものも持病がある人間にとっては負担がかかりますし、委託頒布も考えましたが、その分コストもかかります。

さらに云えばコロナ禍の今、多くのイベントはオンラインでの開催になっていたり、中止となったりと、私のように小規模な個人サークルでは在庫を抱えるリスクは平時よりもさらに増しているのが現状です。

気前良く印刷所を応援しよう! となればいいのですが、そこまでの余力は私にはありません。

さらにSNSでの宣伝に力を割いたり、同人作家同士で密な交流をするのも苦手で、Twitterを通じて何かとストレスを感じていたのもたしかです。

 

KDPはそれらの問題点をクリアしてくれましたし、コロナ禍を通じて、私自身電子書籍を手に取る機会が増えました。

たとえ捌ける部数は多くはなかったとしても、KDPならば在庫を抱えることもなく、また製本作業も簡単なので、印刷所に入稿するまでのさまざまなストレスがかかりません。

誰の手を煩わせることもなく、自分ひとりの力だけで出版できるという点も大きな魅力でした。組版などの細かな設定に煩わされることもありません。

 

なによりもともとオン専に近い立ち位置でしたし、たとえ規模は小さくとも、自分に無理のない範囲で同人活動をしていくのが私にはちょうどいいのかなと感じています。

今後ともKDPを活用して、図書館にまつわるエッセイ本や、詩歌集などを出版していこうと考えています。

evie-11.hatenablog.com

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現在連載中の散文詩集の方にもここのところ毎日評価をいただいていて、300PV、♥38を突破しました。

kakuyomu.jp

上のふたつの散文詩集とは性格を異にするので、お口に合うかは分かりませんが、併せてお読みいただけるとうれしいです。

いずれこの散文詩の中から選り抜いたものを新たな詩集として編む予定ですが、まだもうしばらくかかりそうです。

ひとまず目標は自作の俳句×散文詩×詩歌の書評という内容で構成された詩歌本を作ることなので、そこに向かって励みたいと思います。