アナログメモ活用術
はじめに
今ふたたびアナログノートに回帰しつつあるのですが、その発端となったのが内田彩仍『幸せな習慣』を再読したことでした。
そこで紹介されていたのがアナログメモを活用すること。
さっそく真似をして、図書館で借りたい本や、楽天お買い物マラソンで買うものなどをメモしてみました。
用意するもの
いらなくなった領収書の裏紙などを活用してメモ帳代わりにしています。
こだわりのある方は専用のメモ帳を用意してもいいのでしょうが、とにかくあまり余計なことを考えずに使えるという点で裏紙は理にかなっています。地球にも優しいですし。
それから紙をまとめるためのクリップと、筆記用具一本があれば事足ります。
私は可読性が高いという点でゲルインキボールペンを愛用しています。
バインダーをつけたり、さまざまに工夫を凝らしてもいいでしょうが、とにかくすぐにさっと書けることを優先して、必要なものは最低限あれば十分です。
図書館の借りたい本のメモ
作ってみて気づいたのが、図書館のサイトで検索する際には、デジタルのページを行き来するよりも、アナログのメモを参照しながらWebページを観た方が早いということ。
コピペはたしかに早いですが、アナログの方がモレを防げますし、何より一覧性が高いです。
ネット上の読書サービスから読みたい本を探すとなると、優先順位をつけたり、的を絞ったりする手間もあります。登録している本が多いと、わざわざそのサイト上で検索しなければならない手間も生じます。
また図書館の場合は実際に足を運ぶこともあるので、メモの方がさっと取り出せて、本を探すにも便利だと感じます。図書館の情報端末で検索する際にも何かと活用できそうです。
さらに特に探したいタイトルはないけれど、「この棚はじっくり観たい」というコーナーをメモしておくことで、実際に書棚を眺めながら本との偶然の出会いも楽しめます。
これはデジタルではなかなかできないことかもしれません。
またメモは随時書き込んだり、新たに紙を追加して補ったりと小回りが効くので、アナログノートをわざわざ持ち運ぶよりも使い勝手がいいのかなと思います。
楽天のお買い物メモ
買い物メモに関しては楽天のお気に入り機能を活用する手もありますが、いったん紙に落とした方が買い物の無駄を省けそうな気がします。
どのお店でどれぐらいの品物を買うかが明白になると、だいたいの予算も立てられますし、あとで買い損ねたということも防げます。
特にオンラインのドラッグストアを利用する身としてはまとめ買いは必須なので、ある程度必要な品物をまとめておく必要があります。
実際に買うかどうか悩むというときでも、アナログメモの上ならば検討の余地ありなどの印(この場合はカギ括弧)をつけておくこともできます。
デジタルだけだとついつい買いすぎてしまいがちですが、アナログではいったん考える余地を残しておくことができるのが大きな利点です。
おわりに
moneさんの動画を観ながらアナログノートを書く時間が至福のひとときになりつつあるのですが、それもともすればおざなりになってしまいがちです。
アナログメモはノートよりも小回りが効いてすぐに取り出せるので、さっとメモをするという点で優れていると感じます。
このメモをノートに貼れば、それだけでログになりますし、ノートにじっくり向き合う余裕がないときでも何かと助かりそうです。
ちなみに私はmoneさんの動画を参考にノート作りをしているというわけではなく、あくまでもこちらの本をベースにノートを書いています。
何度読んでも収穫がある一冊なので強くおすすめします。
またいずれアナログノートの方も何か進捗があれば記事にまとめていきたいと思います。
過去のアナログノートにまつわる記事はこちらです。
今後ともアナログとデジタルを行ったり来たりするとは思いますが、それでもやはりアナログノートを大事に育てていこうと考えています。