できることを、ただひたむきに
ここのところ毎日の用に抑うつ状態がつづいていて、さすがに追い詰められてしまい、この先の未来にまったく希望を抱けなくなってしまいました。
そうしたことは以前にも別のブログに書いたので重複は避けますが、私のメンタルが参っている要因はいくつかあって、そのひとつとして作家という夢をあきらめざるを得ない状況があります。
持病で仕事ができないことへのコンプレックスが根強くて、私にできることなど何もないように思えてしまったのです。現に今日も就活がうまくいかない夢を見て起きました。
就活をしていたのはもう五年ほど前のことで、就労支援施設と実母に背中を押されて、気持ちの準備もできていないまま面接に臨んだのでした。
当然ながら結果は失敗。もともと四時間程度のアルバイトも持病でクビになったのに、七時間週五日勤務で働けるわけがなく、当時のことはあまり思い出したくありません。
就労支援施設やその担当職員とのミスマッチは挙げればキリがないですし、思い出したくないので書かずにおきますが、とにもかくにも無茶苦茶でした。一応二十三区の公的な施設だったのですが。
それからまったく関係のない税務署でアルバイトをすることになり、そこでは一ヶ月ほどは欠勤も遅刻もなく働けて、このままいけば仕事を全うできるのではないかと思った矢先、春先の不調に見舞われて難治性の持病の発作が出て、仕事を辞めざるを得ませんでした。
そうして数年後に専業主婦になったので、主人には心から感謝していますが、だからといって自責の念から解放されることはなく、社会にうまく適合できなかった落伍者だという認識を未だに抱いています。
そして作家になるという幼い頃からの夢も全うできないのかと思うと、情けなくてしょうがないのですが、夢をあきらめない云々の美談だけでは片づけられない問題が厳然としてある以上、やむを得ないのかなと考えています。
気持ちの折り合いはまだつきませんが、今は自分にできることを精一杯やることでしか前に進めないのかなと。
同人活動だけで執筆活動を続けることに、当初は強い抵抗感がありましたし、いつまでも同人に居座っていてもしょうがないと思っていたのですが、むしろ今は同人という拠点に拠って立つことでしか書くことをつづけていけないのだと、あきらめ半分、それでもやっていくしかないという気持ち半分でいます。
またこの背景にはいろんな諸事情があるのですが、それは強いて書くことでもないので伏せておきます。
とはいえ最終的には自分自身の問題ですし、そこに他人がいくらか関わっていたとしても、結局のところ自分で責任を持って決めねばなりません。
またいずれ公募に挑むこともあるかもしれませんが、少なくとも今は同人としてできることをやっていくことしかできないのだろうと覚悟を決めました。
絶望したくなる日も、また巡ってくると思いますし、自分の生き方や居場所に疑念を抱く日もふたたびあるでしょう。
それでも希望の光を見失わずに歩いていける強さを持っていたいと今はただ思います。