肉体的な言語としての詩

Prayer X/King Gnuを聴きながら詩を書いた。

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スマホで書いたのはいつぶりだっただろう。

普段はPCで書くのだけれど、言葉が身体からこぼれるときというのは、とりあえず手近にあるものを使わないと到底間に合わない。

詩はそうして肉体からこぼれてくるものだと思っていて、小説や他のジャンルの短詩と異なるのは、それがプリミティブな情感から生まれてきて、形をなそうとするところだと感じている。

短歌や俳句ではちょっと収まりが悪いし、かといって小説にするには時間がかかりすぎる。

「『今ここ』という一地点の情感」を描くのに、かつては和歌を用いたのだろうけれど、あいにくと私は和歌には疎く、時代も大きく隔たっている。

かといって妙味のある俳句や短歌を詠めるほど、私の技巧は成熟してはいない。

何より肉体からこぼれ出る言葉を「謳う」ことができるのは、詩を置いて他にない。

そういう意味で私はこの先もアマチュア詩人として詩を書いていくしかないのだろうし、詩から離れたところでは生きていけないのだと思う。

耽美主義から離れて少し経つ。

この間情感に重きを置いた詩をいくつか作ってきたけれど、結局のところ写実と幻想の折衷の中にしか私の詩は切実さを持ち得ないのだろう。

こうして文章を書いていると、いかんせん言葉足らずだし、詩論などにもきちんと触れたいという思いも湧き上ってくる。

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 現代詩を基礎的なところからきちんと学んできたわけではないので、ほとんど我流で作っているが、もう少し理論的な部分も強化していきたい。

ちなみに宮沢賢治論に関しては吉本隆明天沢退二郎両氏の本を読んで、大変面白かったのを覚えている。

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こちらも再読してみるのもいいかもしれない。

読みたい本が日々増えてゆくので、なかなか追いつかないのだが、少しでも多くの本を読めるように励みたい。