詩作と文学フリートーク

一昨日前に詩を書きました。

もともとは短歌を詠んでいたのですが、どうにも言葉足らずというか、もう少し模索する余地があるなと感じたので、その想いを詩に乗せてみてはどうなるだろうかということで試してみることにしました。

 

kakuyomu.jp

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おそらく作り手の持っている性質によって、詩歌の形は自ずと決まってくるのだろうなと思います。

私はやはり詩が一番しっくりきて、その次に俳句、短歌という順になるので、短歌で同じことをしようとすると、どうしてもぎこちなくなってしまいます。

もう少し時間をかけていずれも磨いていく必要があるなということを痛感しました。

暦の上では春になったので、俳句もまたそろそろ詠みたいなと考えていますが、さてはてどうなるやら。

俳句歳時記を手に持ってちょっとためらってしまうこともあって、その発語ならぬ発句の難しさも、なんらかの形で昇華できればいいなと思います。

 

それにしてもうつ特有の罪業感からなかなか逃れられずにいるので、この機会に伊藤計劃虐殺器官』を再読したいところですが、こちらも主人に貸しているのですよね。

ドストエフスキーの『罪と罰』もそろそろ読みどきかなと感じています。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 
罪と罰(上)(新潮文庫)

罪と罰(上)(新潮文庫)

 
罪と罰〈下〉 (新潮文庫)

罪と罰〈下〉 (新潮文庫)

 

結局そういうものから逃れられないうちは、私は何らかの形で創作をつづけていくしかないのだと思います。

けっこう根源的な問題なので、向き合うのは苦しいですが、それでも光を見つけられたらいいのかなと。

 

文学に触れることから、少し離れてしまっていたので、この機会にふたたび触れていきたいと思います。

20代の頃と違って、文学を手に取る動機のようなものも変わってきていて、最近だと漱石の『こころ』を再読して心を抉り取られるような想いがしたのですが、漱石が弟子を「オイラン憂ひ式」と叱咤し、「命のやりとりをする様な維新の志士の如き烈しい精神で文学をやつて見たい」という気持ちがなければ、結局創作に関わってもしょうがないのだろうと思います。 

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

 

 罪という視点で文学を捉えると、名作が数限りなく出てきますが、この機会に芥川や太宰を読み返してみるのも、新たな視点が得られそうな気がしますね。

おそらく文学の本質に少なからず罪の意識というものが深く関わっているのだろうなと思います。後悔とか、懺悔とか、自己嫌悪とか、そういう罪の意識やつらい感情に端を発するお話は挙げるとたくさんありますね。

 

また肝心の詩歌の方ももっと読んでいかねばなりませんし、まだまだ課題だらけですが、それでも少しずつでも前に進んでいければと考えています。

今は塚本邦雄の『定家百首・雪月花(抄)』を読んでいるところで、もともと和歌は読んだままを味わうのが好きなので、少し前に読んだときには塚本の訳詩がいかんせん拙くて邪魔だなぁと思ってしまったのですが、それはほどほどに付き合うことにして、評の方をじっくり読んでいます。

定家百首 雪月花(抄) (講談社文芸文庫)

定家百首 雪月花(抄) (講談社文芸文庫)

 

 Twitterでは軒並み高評価な本で、とあるTwitterで四六時中ツイートをしているインフルエンサーが、とある本の中で起きてから寝るまで本を読んでいると書いていて、この本をお気に入りの本として挙げていて、「ははぁ……ついったらんどの人だなぁ」と鼻白んでしまいました。

あの界隈の人はどれほどの自分の意思といかほど確かな自分の評価軸で本を選んでいるのでしょうかね……。

そういうわけで、ちょっと素直な気持ちで付き合いきれるか分からないのですが、とにかく『王朝百首』『詞華美術館』『百句燦燦』と積んでしまっているので、積んでいるからには順に読み進めようと思っています。

王朝百首 (講談社文芸文庫)

王朝百首 (講談社文芸文庫)

  • 作者:塚本 邦雄
  • 発売日: 2009/07/10
  • メディア: 文庫
 

 

詞華美術館 (講談社文芸文庫)

詞華美術館 (講談社文芸文庫)

  • 作者:塚本 邦雄
  • 発売日: 2017/11/10
  • メディア: 文庫
 
百句燦燦 現代俳諧頌 (講談社文芸文庫 つE 2)

百句燦燦 現代俳諧頌 (講談社文芸文庫 つE 2)

  • 作者:塚本 邦雄
  • 発売日: 2008/06/10
  • メディア: 文庫
 

 

それからこちらも買っておかねばなりませんね。

新古今の惑星群 (講談社文芸文庫)

新古今の惑星群 (講談社文芸文庫)

  • 作者:塚本 邦雄
  • 発売日: 2020/12/14
  • メディア: 文庫
 
花月五百年 新古今天才論 (講談社文芸文庫)

花月五百年 新古今天才論 (講談社文芸文庫)

  • 作者:塚本 邦雄
  • 発売日: 2012/11/10
  • メディア: 文庫
 

 

定家というと、こちらの『全歌集』も買おうと思ってまだ買えていないので、絶版になる前に手に入れなくては。 

藤原定家全歌集 下 (ちくま学芸文庫)

藤原定家全歌集 下 (ちくま学芸文庫)

 
藤原定家全歌集 上 (ちくま学芸文庫)

藤原定家全歌集 上 (ちくま学芸文庫)

 

 まだまだ勉強不足の感が否めないので、とにかくまずは詠む前に読むことを意識して、またいずれ短歌にチャレンジしたいです。

短歌結社に属している知人曰く、私の短歌は新古今調だそうなので、その言葉を信じて、新古今和歌集についてもっと学んでいきたいと考えています。

あの超絶技巧をどれほど自分の作品に取り入れられるかは分からないのですが、それでもやはり古典に学ぶことは必須だと思うので、現代の詩歌も読みつつ、しっかり古典にも触れたいところです。