書くことが祈りになるのなら
昨日に引き続き詩を書きました。
作業用BGMはTK from 凛として時雨のunravel(THE FIRST TAKE)Ver.です。
原曲よりもこちらが気に入って、このバージョンをリピート再生しながら書いていました。
Beatmaniaに端を発するハードコアテクノや、その時々で気に入った曲を聴きながら詩を書くのが好きだったなぁと自分の原点に立ち返ったような気分です。
あの頃の私は何も余計なことを考えずに、ただ好きという気持ちで詩や創作と向き合っていたなと感じます。
ただ純粋に、自分の中にある「善きもの」を信じていられたな、と。
創作をすることが人を傷つけることになるのなら、やめた方がいいなと何度も思ったのですが、それでも書かずにはいられなくて、そういう自分がたまらなく厭で、今日一日はずっと凹んでいました。
それでも書くということが私にとってはひとつの祈りだったのだということを、かつて付き合っていた頃に主人に云われたのを今さらのように思い出しました。
ちょうど文芸ラジオ2号に寄稿させていただいた「雪花物語」を書いていた頃のことです。
「ああ、私は書くことを通じて祈っていたかったのだな」と気づきました。
そうして自分の気持ちに折り合いをつけてきたから、やはりどうしても書かずにはいられないのだろうと思います。
もうすぐ春になりますが、小説を書ける日が来ると、今はただ信じていたいです。