蔵書の整理

 

蔵書の処分

主人に手伝ってもらって、溢れかえっている本を整理した。

うつになって、整理を自力で行うことがずいぶん難しくなってしまい、「まるで市役所の生活課の人みたいだね。『雨伽さん、いますか? 入りますよ』って」と主人に冗談めかして云われてしまったのだが、このままだと本当に将来はゴミ屋敷行きかもしれないという危機感が募る。

できるだけモノを減らした方が良いとは思っていたのだけれど、いざ減らしてみるとずいぶんとすっきりした。

 

文芸同人誌も大部分は処分した。

同人誌はもう手に入らないからとこだわって残していたけれど、積んでいるものが大部分で、この先もしばらく積みっぱなしになるだろうということは目に見えていたので、気に入っているものや、個人的にとても思い入れのある作家さんの本だけを残して処分することにした。

申し訳ない気持ちもあるけれど、このままたくさん持っていても、きっと部屋がどんどん圧迫されて苦しくなってしまうばかりなので、手放して良かったと思っている。

 

本棚の買い替えの検討

商業ベースの本の大部分はすでに何度も整理を繰り返してきていたので、これ以上減らすのが難しかったのだが、主人は段ボールを用意して、容赦なくそこに本棚から溢れた積読本を詰めこんで本棚の上に載せた。

あっけないほどの手際で、これでいいのかと拍子抜けした。

「本棚のキャパシティはとっくに超えているから、本棚を買い替えた方がいいよ」とのことで、やはりスタッキングシェルフを買うべきかと考えている。

耐震性を考えると少々不安があるのだけれど、主人のしているように耐震用の機具を取りつければある程度安全に使えることも分かったし、あとは費用面がまかなえれば買うことにしたい。

iPhoneや座椅子など、いろいろと買い替えの時期にきているものがあるので、順番としては遅くなってしまうだろうけども。

 

これからの蔵書の管理と電書化について

とはいえ新たに買え替えたとしても、本棚にもすぐに限界は来てしまうだろうし、根本的な改善にはなかなか至らない。

本をどんどん整理するということも、現実的に難しい以上、やはり電子書籍をうまく活用するより手はないのではないかと思う。

小説はできるだけ紙の本で読みたいので除外するとして、新書や実用書など、電書で充分なものは電書で購入するなどの工夫が必要になるだろう。

そうしたことは以前にも書いてきた。

小説の電子書籍は積んでしまうとなかなか読めなくなるので、小説本と詩歌をメインに紙の本の蔵書を構築しなおすというのがより妥当なのかもしれない。

何度も読み返している実用書は、できれば紙の本で持っておきたいけれど、今後購入する際には電書化されたものを検討したいし、電書で済ませられるものは置き換えるなどの工夫が必要になりそうだ。

 

漫画はどうしても巻数が嵩んでしまうため、電書化に適したジャンルだと云えるかもしれない。

そうはいっても気になるのが費用面だ。

どうしても紙の古書価格に比べて、費用が高くなってしまう場合が多いのが電書の難点で、漫画などはそれが顕著になってしまう。

そこで漫画は読んであまり面白くなければすぐに処分するという癖をつけたい。

どうしても手元に残しておきたい漫画は別として、おそらくこの先も読み返さないだろうと思う漫画はいくつも手元にある。

これらを手放して、新たに漫画を買うという新陳代謝を促すことが妥当だろう。

 

図書館の利用について

最近図書館も利用したが、どうしても手元に置きたい本はどんどん出てきてしまう。

図書館だけで完結させることはなかなか難しいのかもしれないし、図書館で借りる本を再検討することも必要になるかもしれない。

かといって「こういう本は図書館で済ませていい」といういいかげんな気持ちが先行するのは、図書館をもうひとつの家だと思って育ってきた身にはポリシーに反することになるし、さらに付き合い方を模索する必要がありそうだ。

こればかりは量をこなして自分なりに最適解の糸口を探る他ないので、とにかくどんどん利用する方向でいきたい。

 

追記

漫画も含めて、さらに蔵書を整理した。

これまでなかなか整理できていなかった実用書の多くも、実際に役立ったものはそう多くないということに気づいたり、好きな作家でも「これはもう読み返さないだろうな」と思う本もあって、それらは潔く手放すことにした。

少しでも心に引っかかる本は残しておくことにしたけれど、それでも段ボール一箱分にはなったので、やはり定期的な見直しは必要だと再考せざるを得ない。

部屋が片づいていないとどんどんモノが増えてしまうようで、モノの循環をほど良く保つためにも、半年に一度ぐらいは持っている本を整理した方がいいと気づいた。

また積んだことすら忘れている本もけっこうあって、積読本との付き合い方の難しさを改めて感じる。もともと本を積むことがあまり得意ではないタイプなので、所有する本の総量を今よりも少なくした方がいいと感じた。

蔵書数の多さはネットでの自慢の種にはなるのかもしれないが、私はそれを笠に着て殴り合う気はないし、私にとっては自分に管理できる量か否かの方がよほど大事なのだと思う。

まだまだ課題は多いが、より快適な本棚を目指して、今後とも本を買うことはつづけながらも、時々は見直すことを心がけておきたい。