2020.12.27 下半期の読書目標達成
上半期はコロナの影響でほとんど本を読めず、下半期に100冊読むと決めていたのですが、達成できたことを確認できました。
とはいえ、30冊ほどは漫画ですし、小説がなかなか読めない一年になりました。
そうは云いつつ、12月に思い立って大人買いして、主人とシェアしている「ひぐらしのなく頃に」がぶっちぎりで一位になるほど面白かったので、今年はひぐらしイヤーになりました。
そもそもひぐらしに触れるきっかけとなったのは、創作に関連してホラーを読まねばという思いから、学生時代にほんのちょっと触れたひぐらしを再履修してみようと思い立ったのがきっかけでした。
今放映している「ひぐらしのなく頃に業」を観るより先に、漫画版を皆殺し編の途中まで読んでドハマりしてしまいました。
はじめは漫画は電子版で買おうと思っていたのですが、主人も読みたいというので中古コミッックスを揃えました。
主人は原作ゲームをプレイして、漫画版も私より先んじて読んで、アニメの「ひぐらしのなく頃に業」も放送分はほぼ観終えています。
その主人に「雨伽は本当にレナちゃんみたいだね」と云われたことで、さらに熱がヒートアップしてしまい、学生時代以来久々に美少女フィギュアをお迎えすることに……。
美少女フィギュアは綾波、長門に次いで三人目です。彼女たちはもう手放してしまったので手元にありませんが。アラサーオタクのわかりやすい趣味ですね。
思い返せば大学時代に見知らぬ男の子に「いつもレナみたいな帽子かぶってるよね」と云われていました。当時の私はベレー帽が好きで、よくかぶっていたのでした。
レナちゃんを意識していたわけではないのですが、それほど親しくなかったその男の子に云われた言葉がうれしかったのを覚えています。
それでも本編自体は挫折してしまって途中までしか履修できずに、ここまで来てしまったのでした。
そして熱がヒートアップして、先日ようやく「ひぐらしのなく頃に業」を観はじめて、タペストリーもお迎えすることにしました。
桜が好きなので、桜が背景にあしらわれているというのもツボでした。
フィギュアはすぐに飾れるスペースをなかなか確保できそうにないので、ひとまずタペストリーだけでも先に飾っておきたくて。
いずれは白川郷に行きたいねと主人と話しています。
長々とひぐらしの話をしましたが、ベスト12冊のうちの多くは詩歌で占められています。
詩歌は今年はより強化したい分野でもあったので、その目標も達成できたということになるのですが、やはりもっと小説を読まねばという思いに駆られます。
とにかく物語に触れるということがなかなかできない一年だったので、来年もコロナ禍がつづくとなると、詩歌をより強化するという方が現実的なのかもしれません。
今年も詩歌に触れるとは云っても、今年刊行されたものが中心になっていますし、過去にさかのぼってより知見を広げるということは、今後の創作においても必ず生きてくるはずです。
そうして詩歌を読みつつも、やはりホラー小説ともしっかり向き合うべきなのではないかという思いが拭えません。
積んでいる本は山のようにあるので、ひとまず読み止しの鈴木光司『仄暗い水の底から』はなんとかこの年末年始で読み終えたいです。
私はどうにも年末年始の浮き足立った空気が苦手で、大人になってからはますますそうした思いに拍車がかかってしまっています。
ホラー小説は静謐でダークなムードに浸れるので、むしろ年末年始に読むには適しているのかもしれません。
そう自分を奮い立たせて、来年を迎えることができればと思います。