ひとりノート反省会
ノートとノート周りの道具
参考にしている本
私はこの本に則ってノートづくりをしている。
時系列順にあらゆることを一冊のノートに書き込んでいて、色ペンは使わないし、デコったりもしていない。
私がノートを書く目的として念頭に置いているのは、創作やブログ記事のためのネタ収拾と健康状態のメモの二点にある。
時々デジタルデバイスに浮気してしまうこともあるのだが、なんだかんだで三年ほどこの本の方式に則って紙のノートを使いつづけている。
詳細はこの本に譲るとして、ひとまず三ヶ月かけて一冊のノートを使い切ったので、以下振り返ることにしたい。
使用しているノート
2020年9月12日〜2020年11月29にかけて、一冊のノートを使い切った。
使っているのは無印良品のA5の無地ノート。
使い勝手が良く、サイズもほどよいので愛用している。
おそらく書き味などを加味すると、より良いノートはたくさんあるのだが、揃えたときのデザイン性の高さと、少々のタメージではへこたれないところも気に入っている。
はじめはA4サイズのノートを使っていたのだが、いかんせん大きすぎるのが難点で、A5サイズに落ち着いた。
使用しているペン
SARASAのブラック0.4mm、これに尽きる。
amazonでまとめ買いしておいて躊躇なくどんどん使っている。
万年筆で書いていた時期もあったのだが、後々の可読性を考えるとゲルインクボールペンに勝るものはない。
ノートの中身
これはあくまでも見せられる範囲のものなので、実際にはもっと多くのことを書き込んでいる。
貼っているものに関しても、たとえば紅茶の領収書などもあるし、洋服のタグなども含まれるが、ここで紹介するのは以下に留めておく。
本の引用
再読を通じて改めて心に響いた言葉や、今まさに必要としていると感じる言葉を書き込むことが多かった。
今後は新たな本との出会いも楽しみたいし、そうした言葉との出会いを期待しながら読書に励んでいきたい。
小説の場合でも心に響く言葉というものは必ずあるし、そういう言葉を拾い上げられる人間でいたいと思う。
本の帯・領収書
上に挙げた『情報は1冊のノートにまとめなさい』に掲載されていたように、本の帯や領収書も切り取って貼っている。
むろん、愛書家の末座に座す人間としては、よほど気に入っている本の帯を貼るのはためらわれるが、ビジネス書や軽めの本などは遠慮なく帯を切り取って貼っている。
またネット書店で購入した本には領収書や本の注文カードが付随していることが多いので、それらも貼っている。
そこにチェックを入れれば読了のメモが作れるという寸法だ。
反省会
中身は体調のメモや小説のネタ、ブログのアイディアメモ、本の引用などが多くを占めた。
この三ヶ月はつらいことが何かと多くて、体調不良の記録や愚痴めいたことの記述が多い。
以前のノートにはもう少しクリエイティブなことが書かれていたように思うのだが、うつが悪化していたこともあって視野が狭くなっていたなと感じる。
書くジャンルを創作や読書に絞りすぎずに、もっと広い視野を持って、さまざまなものに触れたい。
上に挙げた『情報は1冊のノートにまとめなさい』を再読していて、もっと雑多な記録をこのノートに収めたいという気持ちが強くなった。
もちろん視野を広げるということも大事だが、それ以上に大切なことはささいなことであっても書き込むという姿勢なのだろう。
すでに新しいノートの運用をはじめているが、そちらにはさらに様々なことを書き込んでいきたいと思う。
たとえば書きたいものとしては、2020年に良く聴いたアルバム、欲しいものリスト、やりたいことリスト、今年読んだ本ベスト10、買って良かったもの2020などなど。
ノート術の本もさらに読みたいところではあるが、この『情報は1冊のノートにまとめなさい』は私にとってもっとも理に叶っていると感じる本なので、これがあれば充分かなという気がしている。