サイバーマンデーに買った本
かねてより揃えたかった澤田瞳子がkindleで安くなっていて、買おうか迷ったのだけれど、歴史小説を志している主人のためにも、紙でシェアできた方が何かと都合がいいので、結局紙で買うことにして、kindleでは100分de名著を5冊買った。
もともと今日はブックオフに寄ろうと話していたものの、あまりの寒さに参ってしまい、寄る前に帰宅したので、何かしら本が欲しかったのだった。
100分de名著は時々買って読んでいて、いい刺激をもらっている。
ここのところホラーを書きたくない/読みたくないという壁にふたたび突き当たってしまい、読書もなかなか進められずにいた。
その状況を打開するのに一番手っ取り早いのが「軽めの本を読むこと」で、ここ数年はそうしてしのぐ場面も多かった。
100分de名著はそういう意味では手頃だし、また基礎的な教養に触れることができるという点でも優れたシリーズだと思う。
また誰とは云わないでおくが、ここには大学時代に教えていただいた先生の名もあり、無性に懐かしくなってしまった。
できれば紙で買って、気が向いたときにまったり読みたかったのだが、自室に本が溢れ返っている現状を鑑みて、電子書籍もうまく活用していかないと、そろそろ限界が近いという都合もあった。
本棚のこと
無印良品のスタッキングシェルフ
今日、出先で家具売り場を覗く場面があり、本棚を見て回ったのだが、どれも小ぶりで目に留まるものはなかった。
今メインで使っている本棚はニトリで買った、オーソドックスな本棚で、本当は無印良品のスタッキングシェルフに買い替えたいのだが、スタッキングシェルフの最小サイズのものを使っていると、どうにも使い勝手がよろしくない。
収納力があるのは良いのだが、ハードカバーの場合は前後に本を置くと、本を取り出しづらいという難点があり、メインの本棚として機能させるには少しためらってしまう。
ちなみにリビングに置いてある三列×五段のスタッキングシェルフには、主人お手製の四六版サイズと文庫サイズの木製の板が施してあるので、そのストレスはないのだが、主人に頼んでわざわざ作ってもらうのもなんだか申し訳ない。
それに加えて耐震性の問題もある。
私の部屋には二列×五段のブックシェルフを収めるのがやっとという状況なので、高さに対して奥行きや幅が狭いものをどうしても置く気にはなれない。
私はなにかと不安になりやすいタイプでもあるし、なによりも耐震性を優先したい。
それに加えて私は布団で寝ているので、もし万が一のことがあれば本好きが夢見る「本棚に潰されて死ぬ」を地で行くことになる。
それだけはご勘弁願いたい。
ニトリのスライド式本棚
ニトリの本棚は奥行きを広く取ってあるし、その当時東京にいたわけではないので、どの程度のものかは判断しかねるが、本が落ちた形跡はなく、東日本大震災でもびくともしなかったようなので、信頼を置いている。
ちなみに使っているのはこちらのスライド式本棚だ。
収納力はそこそこあるし、文庫本もハードカバーもそれなりに入る。
色はダークブラウンの本棚が好きでこの色を購入したのだが、今はナチュラルブラウンがベースの部屋に住んでいるので、引っ越すことがあれば、全体をダークブラウンに統一しないのであれば、ナチュラルブラウンに買い替えたい。
本を所有することについて
ただいかんせん今の状況では限界に来ているため、本の整理をして、本の循環を活性化させなくては新たに本を買うことが難しい。
私はこれまでそうして蔵書を管理してきたので、それはそれで問題ないと思っていたし、本を処分することに対してそこまで抵抗感はない。
少なくとも賃貸での生活を続ける限り、本を手放して新たな本を買うというサイクルを繰り返さざるを得ないだろう。
持ち家に引っ越すことがあれば書庫を作りたいと主人と話しているが、それも互いに多くの本を持つ夫婦である以上、限界はいずれやってくる。
私は本を所有することそのものに対して、そこまで強いこだわりを持っているわけではないので、減らせる本は減らし、残すべき本は残して、できるだけ身軽でいたい。
本の整理をできるだけ心がけ、図書館や電子書籍をうまく活用しながら、蔵書の好循環を保つこと。それが結局私にとって最適な本の付き合い方ということになりそうだ。