30代にしておきたい17のことを再読して
本を読む元気がないので、日記を書いていてこの本のことを思い出して再読することにした。
私は12月で30歳になる。
その焦りがじわじわと迫ってきていて、20代が終わってしまうことに恐れを感じていたのだけれど、その気持ちをいくらか軽くすることができた。
自分がやりたいことを明確にしないと、その分積み上っていかないということは直に感じていて、詩歌の道に未練はあるけれど、今は小説を書くことに集中しようと思っている。
創作をする中で、自作の詩歌が小説の礎を作ってきたことを考えると、趣味としてつづけるのはいいのかもしれない。
それでも、なにも詩歌でプロを目指さなければならないというものではないし、無駄に焦ることはないんだよな、とこの本を読んで改めて感じられて良かった。
ありがたいことに評価してくださる方もさまざまにいらっしゃるし、また折りを見て詩歌も引き続き作っていきたい。
また才能のかけ算をするという点にフォーカスすると、私が温めている異世界ファンタジー×ホラーというのはひとつの可能性を秘めていると感じて、勇気づけられる。
まだしばらくこの作品に着手する予定はないけれど、ひとまず目の前のことをひとつずつ片づけていきたい。
まずは新作をなんとか仕上げねばならない。
また専門分野にも「目標型」と「展開型」とがあると書かれていて、私はどちらかというと「展開型」なのだろうなと思う。
ホラー小説を書くことになろうとは思ってもみなかったし、それを深めていくことが今のもっとも重要な目標だ。
まだまだ模索は続くけども、ひとまず目の前のことにしっかり取り組みながら、先を見据えていたい。
そうした旨のことは昨日もブログに書いたので、ここまでにしておく。
また本書に書かれている人間関係のことで色々と考えるところがあった。
私は友人が少ないけども、Twitter上のフォロワーさんから刺激を得ている部分は多々ある。
たとえ友人とまではいかなくても、あの場所がひとつの大切な場であることに変わりはない。
年下のフォロワーさんも大勢いらっしゃるし、皆それぞれに創作に励んでおられる。
そうした姿を垣間見るのは、私にとっていい刺激になっているし、創作のモチベーションを高めていただいているという意味では、本当にありがたいことだと思う。
時々思い煩うこともあるけれど、それでも私は何度かTwitterをやめようとしてやめられなかったので、ちょうどいい距離感で今後ともTwitterと付き合っていけるといいなと願っている。
創作といっても詩歌や小説だけではなく、プロの画家の作品をTwitterで拝見して作品の糧とすることも多い。
そうしたことへの感謝をこめて、その画家のうちのひとりであるスズキエイミさんの作品集を購入させていただいた。
サイン入りということで、今から届くのが楽しみだ。
日頃Twitterで拝見している作品の数々も、画集で観るのとはまた違った印象を受けるだろうし、何より手元にスズキエイミさんの作品を置いて拝見できるというのはやはりうれしい。
そうしてさまざまなものを糧としながら、今後とも創作に励んでいきたい。