No Time To Die最終稿に入りました

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ここ一週間ほどふたたび調子を崩してしまって、とにかく我慢がつづきました。

思うように作業を進められないし、校正をするのもやっとという状況がつづいて、それでも卒論メソッドを使えばなんとか完成するだろうと自分を励ましつづけた一週間でした。

卒論メソッドというのは、とにかく微々たる進捗でもいいから毎日取り組むというものです。もう少し具体的に云えば、毎日決められた時間に作業することも含むのですが、学生時代とは違うスケジュールの中でやりくりせねばならないので、学生時代以上に焦りもありました。

それでも何とかここまで持ってこられて良かったです。

またとにかく時間をかけるということにも意義を置くのがこの卒論メソッドで、これは時間を丁寧に扱うことが創作にとって欠かせないこととする、村上春樹の創作論にも基づいています。

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

 

さらにプライベートなオンラインサロンなので、校正の段階で加味した「私」物語化計画の講義の内容については触れないでおきますが、それでも講義で触れられていた、ふたつの要素を入れられたことが今回大きな自信になりました。

ひとつは図らずもはじめから加えていたことでもあったので、私の意図した方向性は間違っていなかったのだなという気持ちになりました。

そういう点では主宰の山川健一先生に心から感謝申し上げたいと思います。

実は先生に「新たに何かを書いたら見せてほしい」と言葉をかけていただいていて、この作品もお目にかけようと思っています。

話の大筋の展開はほぼall the good girls go to hellの変奏なのですが、設定や状況等々が大きく異なるので、それをお断りした上でお目にかけようかなと。

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ちなみにこのall the good girls go to hellは推薦作として「私」物語化計画に掲載していただけることになったのでした。

そうしたこともひとつ自信となって、今回No Time To Dieを書く上での支えになりました。

 

今回とにかく心を砕いたのは、ヒロインの苦しみをどれだけ掘り下げられるかということ。

そのために地獄のような状況をいかに作り出すかということにオリジナリティがいくらかでも出ていればいいなと思っています。

もともとは友人宅でイノセンスを見返したことが発端となって生まれた作品になりましたが、この作品について主人と議論したこともいい糧となりました。

編プロ勤務の主人には第二稿の段階で読んでもらって、的確なアドバイスをもらうことができたので、それを反映させられたのも良かったのかなと思っています。

またモンスターハンターXXのモンスターが形を変えて、いい具合に役割を果たしてくれたので、主人がモンハンをプレイしているところを観戦できたのも良かったのかなと。

これについては以前にも記事に書きました。

evie-11.hatenablog.com

創作のヒントというものはどこに転がっているか分からないですね。

今日は主人が「ゼルダの伝説 時のオカリナ」をプレイしているのを観戦しましたが、それもまたどこかで創作の糧となるかもしれません。

 

また上の記事にも書いたように、「翠の鳥」に引き続いて、今回も自作の詩が小説のベースを作るに至ったので、やはり今後とも作詩はつづけたいなと思っています。

ここのところ全く書けていませんが、いずれまた再開できれば。

ブンゲイファイトクラブに応募した掌編と、フォロワーの漆拾晶さんの短歌に寄せて書かせていただいた掌編といったように、詩的な掌編ならばいくらか書いたので、いずれどこかでそれらが形を変えて小説のベースになるかもしれません。

evie-11.hatenablog.com

 

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ホラーを書くという方向性は定めながらも、それでもいろんな可能性を常に模索しながら創作活動を続けていけるといいなと思います。

私は本来飽き性なので、次々に書きたいものが変わっていきますし、そうした変化を求める気持ちが創作を続けていく原動力にもなっているので、これをいい方向に活かせるように、今後とも励んでいきたいです。