【創作メモ】my strange addicition初稿完成

心身ともに不調でうつが悪化したり、何かと波乱が多くて、投げ出したくもなりましたが、なんとか初稿完成まで辿り着きました。

現時点で5132字。

まだまだ序破急のバランスが悪いので整えねばなりませんが、ひとまず最後まで書き終えられて良かったなと思っています。

どうしても破と急が駆け足になってしまうので、ここを手直しして強化するつもりです。

内容としては人形師の夫と、端的に云えば彼にいろんな意味で虐げられている妻の話で、わりと暗めのお話です。

前作のall the good girls go to hellが地獄のような日常を生きる少女の話だったので、その派生として地獄のような日々を送る妻の話になりました。

これはいずれ書こうと思っている細川ガラシャの雛形にもなるなと思って書いていたのですが、なにせつらかったので、ガラシャを書くことも並々ならぬエネルギーを費やすことになるなと察しました。

先が思いやられます。

 

この作品の雛形になったのが拙作「胡蝶姫」という作品なのですが、そういう夫婦関係の美しい狂気を描きたいという思いはずっと胸の内にありました。

https://star-bellflower06.tumblr.com/post/185104969615/%E8%83%A1%E8%9D%B6%E5%A7%AB

star-bellflower06.tumblr.com

夫婦愛って傍から見れば少なからず歪んでいるものなのだと思います。

共通の独特の言語を交わし合ったり、吉本隆明の云うところの「対幻想」を生み出したり、我が家はそうしたことはありませんが、特有の名前で呼び合ったり。

言葉というものは関係性を規定しますから、やはりそういう関係性特有の気持ち悪さや、情愛のおぞましさみたいなものは世の中にたくさん転がっているわけです。

本人が無自覚であるにしろ、そうでないにしろ。

DVやモラハラといったトラブルとは無縁なところで生きてはいても、やはり夫婦特有の関係というものは存在していて、それを果たして愛と呼んでいいのだろうかと感じることもあります。ただの依存にすぎないのではないか、と。

そういう点で、夫婦関係というものは一種のaddictionになりうるなと感じます。 

そういうaddictionを徹底して描いてみたらどうなるのかなというのが、この小説を書くに至った動機のひとつでした。 

 

タイトルはビリー・アイリッシュの同題曲からいただきましたが、サブスクのapple musicで聴いていてあので、PVを観たのがネタ出しをして書きはじめたあとのことで、まさかのネタかぶり。

まあmy strange addictionといったらやっぱり人形愛ですよね。

私も学生時代は画廊にしょっちゅう足を運んで球体間接人形を鑑賞していました。

そういうバックグラウンドと、この曲のフィーリングがぴったりマッチしたのだろうと思います。

 

ただ、後半はスクリレックスのKill EVERYBODYを聴きながら書いていました。 

やっぱりハードコアは聴いていて元気が出ますね。創作意欲も湧いてきます。

一時期はJ-COREを聴きながら詩を書いていたこともあります。

前にも同じことを書きましたが、私の場合はそういう尖った部分はどうしても創作には必要不可欠みたいです。

 

他にも色々と書きたいことはあるのですが、ひとまずモンハンXXをプレイしてくれている夫に感謝を。

モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver. Best Price
 

 この作品に登場する「ホロロホルル」というモンスターがいなければこの小説は成り立ちませんでした。

夫のゲームプレイを観戦するのも、私にとっては良いインプットになっているようです。

 

 

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時代モノではあるのですが、こういうモチーフをそれと分からない形で組み入れるのが好きなのです。

意外なものが意外なものと組合わさったときに生まれる化学反応みたいなものが好きなのかもしれません。

ちなみにフルフルも一部に使いましたが、これも読む人が読めばわかるかなと思います。あくまでもモンスターそのものではなくて、モチーフの一部を使った形にはなりますが。

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おかげでお手軽地獄が生成される羽目になってしまいました。

 

世の中には自分の見た悪夢をアートにするニコラス・ブルーノという写真家もいますが、毎晩のように悪夢を見ている、私のこの作品も少なからずそういう側面があるのだろうなと感じます。