広寒宮

アマチュア作家・雨伽詩音の活動報告その他諸々

守るべきもの

投稿についてあれこれと考えていて、いろんなことを考えている今日このごろです。

本心ではやっぱり小説を投稿したい。

それでも、私はキャパシティに限界があって、専業主婦としての務めすら完璧にこなせていないこの状況で、果たして十万字にのぼる小説と向き合えるのだろうかと考えた時に、今すぐには難しいだろうなという結論に至りました。

持病も抱えているので、コンディションが良好な時の方が少ないほどで、それに加えて夢を追いつづけるのは無理があるなと。

今年の12月で30歳になるということもあり、その分焦りもありましたが、今は専業主婦としての自分のこともそれなりに誇りに思っているので、「作家になれないならこの人生はおしまいなんだ」という10代20代前半までのような焦りはあまりありません。

趣味として創作を楽しんだり、俳句や短歌を投稿したりしながら、専業主婦としての務めを果たすことが、今の私にとっては最善の道なのだと思っています。

 

それにしても女性が夢を追いつづけるということは並大抵のことではないなということを痛感しています。

女性という大きな括りで語っていいことではないのかもしれませんが、結婚を機に夢を諦める人は少なくないのだろうなと想像します。

少なくとも結婚によって、「私の夢は私ひとりの努力で達成すればいい」というフェーズは終わったのだなということに気づきました。

夫との夫婦生活と作家という夢を天秤にかけたときに、守るべきものは夫との生活であり、今の私にとって一番大切なものは、もはや夢ではないのだということにも。

結婚にはおのずと責任も伴いますし、それは保守寄りの思想の人間として、致し方のないことだとも思っています。

ただひとつ書いておきたいのは、上にも述べたように、私は夢を諦めるということを必ずしも深い絶望感を持って語っているわけではないということです。

 

前向きに捉えれば、同人誌は作り放題だし、自分のペースで好きなように創作と向き合うことができます。

それは主婦のみならず、持病を持つ人間としても、やはりどうしても必要なことなのかなと感じています。

短歌と俳句は投稿すると決めたので、そこに向かって努力することも、夢の続きを追うことにつながるはずです。

 

「いや、それでも小説を投稿したい」という気持ちになる日もふたたびめぐってくるかもしれません。そこは分かりませんが、夢を追いつづけるというのはなかなか苦しさを伴うものでもあり、いったんその呪縛から離れてもいいのかなと思っています。