ペーパーウェル04振り返り

ペーパーウェル04おつかれさまでした。

 

◆目次◆

 

参加作品 

私は今回以下の三作で参加させていただきました。

ネプリ配信は終了しましたが、BOOTHの方の無料DLは無期限にする予定です。 

 

山中鬼

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泉鏡花高野聖」オマージュで、山に棲む鬼が出てくる散文詩

 

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こちらにて全文WEB公開しています。

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魚鱗奇譚

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泉鏡花「夜叉ケ池」、太宰治「魚服記」オマージュで、フリーダムな半人半妖が出てくる散文詩

 

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四宝抄

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四宝(紙・硯・筆・墨)と仏教をモチーフにした俳句四句を収めた連句集。

 

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評価

このうちたくさん出力していただいたのはネプリよりもDL版の方でした。

今回PDFでの無料配布も可としてくださった運営様に感謝です。

 

山中鬼

三作のうち、一番出力していただけたのは「山中鬼」で、こちらは詩誌に投稿しようかなと考えていた作品で、途中で断念したので、大変励みになりました。

またご感想をいただくのもこの「山中鬼」が一番多かったです。

またいずれ詩誌に投稿できるように、今後とも励んでまいります。

もともとこの作品は「挽歌」の姉妹作として書いたもので、久しぶりにこういうテイストのものを書けて楽しかったです。

なお「挽歌」が収録されている散文詩集『挽歌-elegy-』は現在BOOTHにて頒布中です。

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魚鱗奇譚

「魚鱗奇譚」は個人的には気に入っていて、オチらしいオチをつけずに締めるということがなかなかできない人間なのですが、オチないまでも、結末として絵になるシーンで締められたのは良かったのかなと思っています。

半人半妖というテーマは「山妖記」でも書きましたが、今回はその変奏のつもりで書きました。

主人公の悲しみの在処をもう少し掘り下げてみたい気がするので、いずれどこかで小説にするかもしれません。予定は未定ですが。

最近時代小説を書いていたので、その流れでこちらもいずれ小説にできればいいなぁと思います。

 

四宝抄

連句の方は、文房具がテーマということで、迷わず「四宝」をチョイスしました。

仏教要素も取り入れて、私らしい作品に仕上がったのかなと思います。

さらにフォロワーの磯崎愛さんが俳句のポストカードの「四宝抄」を褒めてくださって、「牡丹」というお題でリクエストをくださったのもとてもうれしかったです。

 

 

そこでさっそく「牡丹」のお題で五句詠ませていただきました。

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 こちらも喜んでいただけて、本当によかったなと思います。

磯崎さんといえばとうらぶの歌仙兼定、そして歌仙ちゃんといえばやはり牡丹なので、二次創作俳句ではないのですが、あこがれを謳い上げるようにして詠むのが楽しかったです。

 

人様の参加作品への感想

今回は私自身の病状があまりよろしくなくて、コンビニまでなかなか行けなかったので、交流という点では反省するところもあるのですが、無料DLできる作品も多くて、大変助かりました。

感想を以下にまとめておきます。

 

 

  

 

 

おまけ―デザイン裏話―

備忘録的に裏話も書いておこうと思います。

今回はイラストACと海外の写真のフリー素材サイトを使ってフォトショで編集をして紙面を作りました。

www.ac-illust.com

 

Pexels

https://www.pexels.com/ja-jp/

 

市販の素材集も持っているのですが、夫が外づけディスクを在宅勤務で使っていたこともあり、CD-ROMの読み込みができなかったのと、もうちょっとポップな和風デザインにしたいなということもあって、イラストACを使いました。

以前アカウント登録をしていたので、スムーズに使えたのは良かったです。

種類も以前見た時よりも豊富になっていて、使いやすい素材が多かったので、今後とも活用したいです。

 

「魚鱗奇譚」のデザインを最初に作って、「四宝抄」と「山中鬼」を作ったのですが、「山中鬼」の方が凝ったデザインに仕上がったので、もう少し「魚鱗奇譚」も凝れば良かったなぁと反省しています。

墨絵のお話なので、このイラストを「魚鱗奇譚」に用いる動機は確実にあったのですが、複数の素材をバランス良く組み合わせるのは大事だなと学びました。

 

またフォントも「魚鱗奇譚」がの本文が黒一色のヒラギノ明朝なのに対して、「山中鬼」は配色を変えて隷書体にしたので、雰囲気も後者の方がよく伝わったのかなと感じます。

デザインに関しては素人ですが、それなりにさまざまな美術品や化粧品などを見てきましたし、もっともっと洗練させられる余地はあるのだろうなと思います。

原稿は早々にでき上がっていたので、もう少しデザインに時間をかけられれば尚良かったなと。

 

俳句のポストカードに関しては前にも作ったノウハウがあったので、ほぼ即席でデザインが決まりましたが、墨のプレート素材が思わぬところで効果を発揮してくれたなと感じています。これがあるだけでデザインが引き締まりますね。

この墨のプレート素材は「山中鬼」のタイトルにも使いました。

三作を通じて「墨」がテーマのひとつでもあったので、より説得力が増したかなと。

 

全体を通して色々と学ぶところの多い企画でした。

次回により活かせるように、今後とも精進してまいります。