◇note
noteをはじめました。もともと別のアカウントで活動していたのですが、小っ恥ずかしくなってそちらは消して、再始動となりました。
前垢ではフォロワーさんが40名ぐらいいたので、少々寂しいスタートとなりましたが、それでもスキをくださる方もいらっしゃって、うれしいかぎりです。
noteでは
・創作のメソッドや裏話を語る有料マガジン
・読書や文学にまつわる無料エッセイ集
・小説をメインとした作品置き場
の三本柱でお送りしています。
このうちよく読まれている記事は、無料エッセイ集に収録している読書遍歴にまつわるエッセイです。
以前こちらにもちらっと書いた記事とも重なるのですが、その本編となる内容です。
幼少期〜現在に至るまでの読書履歴を文章としてまとめています。
以前twitterでたつみや章さんの『月神の統べる森で』シリーズに多大な影響を受けたというフォロワーさんとお話することができたのですが、私もまた人生の大部分をこの本によって導かれたなぁ……という思いがあります。
日本神話に興味のある方、アイヌ文化に関心をお持ちの方にはおすすめです。
それから同じ系統で云うと、エッセイには挙げませんでしたが、上橋菜穂子のこちらの本にも影響を受けました。
これはもう文化人類学者の上橋菜穂子さんの集大成だなぁと思える一冊です。
もちろん『守り人』シリーズも大好きなのですが、より衝撃が大きかったのはこちらかもしれません。
プリミティブな世界観は力強く、勇壮で、リアルタイムで劇場で観た「もののけ姫」と同じくらいインパクトを受けました。
ちなみにこの本を読んでいた状況はと云うと、授業でホラー映画を観ることになり、私があまりにも泣くので、「教室の外で本を読んでいて良いよ」と先生に云われて、ひとりで教室前のスペースでこの本を読んでいたという様子だったのですが……。
「霊感がありそう」と人には云われますが、本当に怖いものが苦手なので、本の存在のありがたさをよりいっそう感じたエピソードだったのでした。
話がだいぶ逸れました。
どうやらこのブログにはnoteのこぼれ話を書くのが好きなようですね……。
もう少しおつきあいください。
◇ネプリ再配信
BOOTHにてネプリの再配信をはじめました。
無料でDLしていただけます。
このうち「リリィの花園」はペーパーウェル02で、「天使の末裔」はペーパーウェル03で配信したもので、「仙魚記」は個人配信したネプリです。
そのうちまとまった形にしたいなぁと思いつつ、当分先になりそうなのと、読み手としてネプリをもう一度手に取って読みたいということもあるので、このような形になりました。
なお第一詩集『挽歌-elegy-』は引き続き頒布中です。
ありがたいことに在庫がだいぶ少なくなってまいりました。
今後なかなか同人誌を作れそうにないので、この機会にぜひお求めいただければ幸いです。