病気の療養中ということもあって、日中はひとりで家にいることが多い。主に家事をして過ごしているが、空いた時間には読書をしたり、お茶の時間を楽しんだりする他に、ひたすらノートに文字を書いている。
主に本の感想や創作のこと、日々の家事のToDoリスト、手紙の下書きなど、すべてがこのノート一冊に収まっている。愛用しているのは無印良品のA5版の無地ノートだ。だいたい写真のように中央で分割して使うことが多いが、ページによってはレイアウトが異なる。
4年前からずっと同じノートを使っていて、今は5冊目だ。
それから最近はじめたのが雑誌のスクラップだ。
元々ジョジョがきっかけで、もっと雑誌を読みたいという思いに駆られ、引越し前に母から譲り受けた三越のカタログを切り抜きはじめた。
私は肌が弱いこともあって海外のハイブランドの化粧品を使うことがなかなか難しいのだけども、ジョジョの作者・荒木飛呂彦さんが「ハイブランドのファッションは自分ではあまり着ないけれどよく見ています」とインタビューで答えていて、ああそれでもいいのだ、と胸につかえていた葛藤がほぐれた気がした。
ゆくゆくはVOGUE JAPANやELLE JAPONを買ってスクラップしていきたいなと思っている。
ちなみに上のノートの表2・表3にもカタログの写真を貼りつけた。
外側はシンプルだけれど内側には華があるというのは、なんだかお江戸趣味な粋な雰囲気がして良い。
近頃はルピシアから会報誌が届くことが増えたので、こちらは生活のためのスクラップ帖を作って貼り付けている。
もっとハーブティーを気軽に試したいのだけども、二の足を踏んでいるところがあるので、こういうカタログが手元にあれば、体調面で困ったときにもお茶を注文しやすい。
なにより、美しい写真を切り貼りするという行為は、心の調子も整えてくれれるようで、ちょっと手が空いた時間に気軽にできるところが良い。
読書ももちろん好きなのだけれど、体調が悪いとなかなか読み進められないことも多いので、こうした趣味を見つけられたのはありがたいことだなと思う。