【お題参加】かもめの3年間をふりかえって
早いもので、文芸同人サークル・かもめを結成して今年の5月で3周年になる。web文芸同人誌かもめソングを拠点とし、大学の文芸サークルの同期メンバー4人で作った小さなサークルだが、当初は竹雀氏はともかく、御影あやさんやいっこさんとはあまり会話を交わしたことがなく、少々不安もあった。
しかしメンバーたちの創作意欲は大学を出てからも衰えず、毎月きちんと作品を寄稿してくれるので、主宰としてはたいへん助かっている。
仲間内のグループLINEで感想をやりとりし合ったり、年に数回私の気まぐれに選んだカフェでお茶会をするなどして交流を図り、気づけば3年目を迎えていたという感じだ。
過去のお茶会の様子はこちら。
web版かもめソングのフォロワー数は決して多くはないけれど、その分メンバー間でしっかりフォローし合うことで続けてこられたのかなと思う。
少数ながら固定ファンもついてくださっているのは本当にありがたいことだ。
昨年には合同誌『かもめソング』を文フリ東京にて頒布することができ、特に多大なるご支援をいただいた竹雀氏には感謝したい。
初めて作る同人誌ということで、至らない点もあったが、無事に完売までこぎつけることができたのは、ひとえにメンバーたちが個性豊かな作品を寄稿してくれたからだ。
SF、現代小説、エッセイ、ファンタジーとバリエーション豊かな一冊になった意義は大きい。
何より作品のクオリティが(私の身贔屓を差し引いても)粒ぞろいで、緩急のついた構成になった一冊に仕上がったのは主宰としてたいへん喜ばしかった。
メンバーの環境の変化もあり、すぐに第二弾をというわけにはいかないが、またいずれ一冊の同人誌としてかもめの作品集を作れたらいいなと思っている。
ありがたいことに3年を経た今でもメンバーたちの創作意欲は翳りを見せる様子はなく、彼らを引っ張っていけるように、私も気を引き締めて自分の創作に打ち込んでいきたい。
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