詩歌

【深夜の文章キャス】孤独と創作と

今日はほぼTwitterから離れて過ごした。いくつか投稿はしたけれど、TLを追うことはしていない。 ブログ記事を日記を含めて4本書いて、やはりブログの方が好きだなぁという想いを新たにする。 PTSDの再燃や、それにまつわる人々のことなどが頭から離れずにい…

折本フェアに出展する折本歌集について

宣材を作りました。 併せて折本に載せる短歌の中から二首を選んで掲載しています。 療養短歌の延長で詠んでいるので、相変わらず雰囲気はダークですが、それを楽しんでいただければ幸いです。「違うは違うでそれでいい」ということで。 機械油 ずっと真夜中…

【深夜の文章キャス】眠れない夜を越すために

眠れるわけないよね。散々な一日だったものね。 PTSDの記事が思いのほか人目につくようだったのでいったん下げました。 間違ったことは書いていないと思っているけれど、そう大声で触れ回りたいわけではないのです。Twitter経由だと、どうしても公募とか不幸…

折本フェアに短歌24首の折本を出展します

PTSDの悪化でうつもあまり良くない状況がつづいていて、詩を書いたり短歌を詠んだりして、なんとか永らえているのですが、日々生きるのでやっとです。 そんな中でちょこっと文芸福岡さんの折本フェアが間近に迫ってきました。 chocottobun.wixsite.com 昨年…

2021.06.24 赤尾兜子全句集を読む

図書館で予約していた赤尾兜子全句集を借りてきた。 『稚年記』『蛇』のみ読了。特に『稚年記』の「雪影裡」がとても好みだった。 ものなべて枯るゝ月夜を逝くべきか凍て昏れぬ貝に思ひ出つきねども靈菊に夜半の光塵(ひかり)の鱗の如白藤やその一房に虻澄…

【深夜の文章キャス】轟音のみを友とする/病者の文学

轟音のみを友とする すべての神経が信号を発する苛立ちが、あらゆる尺度の絶望が、轢死という無惨な死への渇仰が癒される時を求め、あるいは恩寵の手が伸べられるのを待ちつづけて三十年が過ぎ、この間幾人ものたましいのふたごたちと生を共にし、やがて必然…

【深夜の文章キャス】毎日短歌を詠む

evie-11.hatenablog.com 笹井宏之賞に投稿をして、このまま作歌をやめてしまうのはもったいないし、短歌を詠みつづけることは確実に私の糧となっているので、賞に応募してからも毎日短歌を詠んでいます。 shinchoku.net これまでのように50首に到達した時点…

【短歌】アンナ・カヴァンに

アンナ・カヴァンに寄せた短歌を詠んだ。 アンナ・カヴァンに 暗い部屋カヴァンの少女閉ざされて扉の鍵を開くとき逝く 隔絶の他者の言葉は届かずにカヴァンにのみ心ゆだねる夜 悲嘆をも解き放ち炎をかけよすべてを覆う膜を屠って モノクロの夏屠ってよ言葉だ…

届いた本と詩歌のこと

リテラリーゴシック・イン・ジャパン: 文学的ゴシック作品選 (ちくま文庫) 筑摩書房 Amazon ゴシックの解剖: 暗黒の美学 作者:信嘉, 唐戸 青土社 Amazon evie-11.hatenablog.com 短歌を詠んでいて、自分がタナトスを強く意識していることから、それをより掘…

第4回笹井宏之賞に投稿しました

第4回笹井宏之賞に投稿しました。 結果はまだわかりませんが、その結果がどうであれ、毎日10首近くの歌を詠みつづけた日々はかけがえのないものでした。 shinchoku.net 今の心境としてはfound & lost/Survive Said The Prophetのこの歌詞がぴたりと当てはま…

笹井宏之賞に投稿する短歌50首を選びました

shinchoku.net 短歌が300首に到達したので、何日かに分けて選歌をして、50首を選びました。 自分の実力のなさは自分自身が一番分かっているので、まず通らないだろうなと思うのですが、ここまで300首詠んできて、さまざまな詩歌に触れる中で、自分の軸はやは…

【深夜の文章キャス】「果たされぬ殉教」と病める苦しみ

果たされぬ殉教 眠りたくないと云う私に背を向けてきみが出て行ってから一晩が経ち、ヒュプノスによって恩寵として授けられた過眠という祝福に浴したのちに副作用としての希死念慮に苛まれ、昼も夜もなく永遠に暗い部屋には人形だけが敬虔な信徒として眠りつ…

【散文詩】「多神教の巫女」と文学と

多神教の巫女 眠るには鬱屈とした精神が私の邪魔をするし、行き場のない憤怒が私を支配して絡めとる。すべてのものが滅びる雷雨を待ちわびて、もう十三時間近く経とうとしているのに、豪雨はほんのひととき顔をのぞかせて、その顔に描かれた文字列を読み耽る…

ゴシックという作風を自覚したこと

私が詠んできた270首の短歌を振り返っていて、どうにもダークな歌ぶりだなと感じているのですが、 それをゴシックと評してもいいのではないかと今になって思い至りました。 そういうわけで下の二冊の本を注文しました。 リテラリーゴシック・イン・ジャパン:…

短歌を詠むこと、詩歌を読むこと

shinchoku.net 今日は短歌を10首詠み、合計で260首になった。 体調の悪化によって昨日今日と短歌を詠むモチベーションが落ちていたのだけれど、もともと療養短歌として詠むつもりではじめたので、むしろそういうときの方が都合が良い。 詠んだ短歌はやはりダ…

短歌250首到達&Twitterふたたび退会

ちょうど短歌を再開して1ヶ月で250首に到達した。 これまでに選んだ短歌は93首、これでもかなり多い方だと思う。300首に到達した時点でいったん切り上げて、選歌のふるいに再度かけて50首を選んで応募したい。 結果次第ではKDPで歌集を編むことになるので、9…

【深夜の文章キャス】散文詩「夜の言葉」と言語SF

夜の言葉 言葉を越えるために夜が必要で、夜を越えるために言葉が必要なのだが、おおよそ私に夜は与えられず、言葉を発する力もない。発する前にほろほろと崩れる言葉をか細い声で発しても、すぐに渦に呑み込まれて霧散し、ひとかけらの残骸の切っ先に著しく…

短歌200首到達&選歌

短歌が200首に到達した。 shinchoku.net ひと月弱で200首を詠んだということになる。 主人に「今日は何か良いことがあった?」と訊かれたので「短歌が200首になった」と云ったら「よく詠めるね。そんなにたくさん作れる人ばかりじゃないよ」と返ってきた。 …

毎日ひとりきりで黙々と短歌を詠むこと

先月中旬からひとりきりで黙々と短歌を詠んでいて、160首を突破した。 shinchoku.net 素人ではあるけれど、毎日誰かに見せることなく短歌を詠みつづけることについて、何か語れることもあるのかもしれないと思って筆を執ることにした。 そもそものきっかけは…

散文詩を更新しました

夏の亡霊 果てしない徒労の果てに梅雨が来る。眠りつづける人形とともにすべてを放擲して夢をむさぼりたいのに、ひとたび横になれば死に近しいやすらぎが私を包むとわかっていてもなお眠りたくない。湿度と孤独に打ち負けた心はさだまらず、思い乱れてめまい…

短歌が150首弱に到達しました&第3回選歌

体調が優れない中、短歌を14首詠んで、合計148首となりました。 キリスト教カトリックとの再会もあって、このまま歌風が変化してしまうと少し厄介だなと思ったのですが、療養短歌としての性格はそのままきちんと有しているので少しばかりほっとしました。 全…

短歌100首到達&選歌

短歌100首到達 選歌 これから読みたい歌集 短歌100首到達 公募に応募しようと考えている短歌が106首になりました。 shinchoku.net ここ数日体調を著しく崩していて、なかなかコンスタントに詠めない日もありますが、それでもひとたび詠みはじめるとそれなり…

短歌が80首に到達しました

投稿に向けて詠んでいる短歌が80首に到達しました。 shinchoku.net 詳しい経緯は日記に書いていますが、ここのところ希死念慮が頭をもたげているので、短歌だけが頼りになっています。 aniron.hatenablog.com 毎日3首程度詠めればいいかなと思っていたのです…

短歌の選歌をした雑感

小説のプロットを練りながらも変わらずに短歌を詠みつづけていて、やはりどうしても投稿をしたい。 まだ素人の手遊びだけども、それでも目標は高みにある方が頑張れるタイプなので、できるだけ高く掲げておきたい。 もし結果が出なくても、KDPとして歌集を編…

2021.05.19 #2 作歌とTwitter離脱と

PTSDの症状そのものはいくらか緩和しつつあるものの、昨夜もPTSDにまつわる夢を見た。 PTSDの症状を誘発させることもあってTwitterから離れざるを得なかったのだが、そろそろTwitterに戻ってもいいかもしれないと考えた矢先のことだった。 活動の拠点をブロ…

2021.05.17 短歌を詠むのがひたすら楽しい

勢いでとある賞に応募すると決めて、短歌を毎日詠んでいる。 応募規定は50首なので、300首ぐらいは欲しい。じっくりと厳選したいし、とにかく量をこなさなくてはならない。 そうした義務感に駆られて短歌を詠みはじめたのだけれど、歌集を読み、作歌している…

2021.05.12 俳句→短歌へ舵を切るかどうか考えたい

昨夜は2時まで主人と飲んで彼の歌論を聴いた。 短歌という形式について、私はまだそう簡単に結論を出せずにいる。 実作も俳句に比べて乏しいし、佳作をいただいたことはあっても、それから賞にせっせと投稿するということもしていない。 しかし、もしかした…

不眠の音楽

不眠の音楽 何もかもがやぶれていく夜に、あなただけがたしかな言葉をくれる。十二年前から変わらずに。どうしようもないよね、生きていたってさ、何も希望を抱けないし、なんら幸せになれやしない。手が届かない光は遥か彼方で明滅し、それもまもなく塗りつ…

第二散文詩集『真珠姫の恋』をお買い上げいただきました。

嘉村詩穂名義で出版している、第二散文詩集『真珠姫の恋』をまた一冊お買い上げいただきました。 まことにありがとうございます。 真珠姫の恋 作者:嘉村詩穂 発売日: 2020/12/13 メディア: Kindle版 耽美主義を掲げ、SF・中華幻想・仏教、そして著者のふるさ…

詩作と絶望と

昨日は過活動で軽躁状態だったのか、反動で抑うつ状態が著しく悪い。 希死念慮が強くなっていてどうにもならないので、詩を書くことにした。 真夜中の抱擁 夜が明けても真夜中の底で、あの日の夜明けを求めているのだけれど、一向に訪れる気配はない。寝ても…