深夜の文章キャス

【深夜の文章キャス】自分の力量を把握する

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 療養のため帰省していて、64歳の実父と話していると「まだまだ俺はこんなもんじゃない、俺の人生はこれからなんだ」と口癖のように云います。 しかし、彼に今後の明確なビジョンはな…

「不在の音楽」─越えられない夜のために─

evie-11.hatenablog.com おかげさまでカクヨムランキングに一週間入り続けることができたので、新たに詩を公開しました。 不在の音楽 ここにあるすべてを 轟音だけで破壊してほしい 不在の音楽は力なく無音に支配され 非実在の空想は具象に置き換えられて 意…

【深夜の文章キャス】それでも書き、詠む

Twitterから離れて、宣伝の機会が減ってしまい、創作意欲にもダイレクトに影響が出て困っていたのだけれど、それでもこの手から歌を紡ぎだしたいという想いは変わらない。 そういうわけで短歌を詠み、詩を書いた。 短歌は累計700首になり、少々飽きてきたな…

【深夜の文章キャス】鏡花という原点に立ち返って

読む本に困って、本棚をぼーっと眺めていて気づいたのだけれど、私の本棚には怪談や怪奇小説と冠するタイトルの本があまりに多いと分かった。 これまではホラー小説は苦手だと思っていたし、怪談にもさほど興味はないと思っていたのに、本棚の中には何冊もの…

【深夜の文章キャス】さらなる高みを目指して

ここのところすっかりインプットができなくなってしまっていて、昼ごろから夕方まではそのことに刹那的な絶望感を抱いて臥せっていた。 物語もなかなか読めずにいるし、それ以外の本も食指が動かない。体調が悪くても絶えず何かしらの本を読んできた私にとっ…

【深夜の文章キャス】一週間毎日詩を書いた振り返り

別段そうしようと決めたわけではないのだけれど、ここ一週間ほど毎日一編ずつ詩を書いているので、少し振り返っておきたい。 詩に傾倒している要因のひとつは、短歌というよりは歌壇に幻滅したというのが最も大きな理由なのだけれど、それは置いておく。 た…

【深夜の文章キャス】作歌再開

累計600首に到達し、短歌を投稿してから300首になったので、選歌をした。 そのうち選んだのはいずれも「弱い『私』」を歌ったものだった。 結局のところ短歌というものは私にとっては「私」から離れることはできないものなのだろうと思う。 いくら信仰や思想…

【深夜の文章キャス】30代、まだ終わりたくない

昨日と今日と、大学時代の友人たちと別々に話した。 ひとりは30歳になってもいろんなことへの興味関心を失わず、挑戦をしつづける女性で、話していてとても勇気をもらった。 小説は雨伽さんにとって自己実現になるものだから、また書けるように体調を整えた…

【深夜の文章キャス】詩歌サークル退会と創作と

昨夜、詩歌サークルを退会した。 きっかけは主宰の方のミソジニー的ツイートがここのところ目に余るようになったからで、私はフェミニストではないけれど、それでもあまりに品のない言葉を目にするのはやはりつらい。 もともとホモソーシャル的な場だという…

【深夜の文章キャス】ふたたび籠る

東京でコロナの感染が急拡大している。 私は自粛生活はあまり苦にならない引きこもり専業主婦で、主人の仕事も順調で、特に追い詰められているというわけではないのだけれど、うつ病やその他のメンタルの持病があり、ワクチン接種もまだできていない。 Twitt…

【深夜の文章キャス】もうすぐ累計600首到達&てきちゃん漂流日記について

昼頃詩を書き、短歌を詠んだ。 ここのところ食欲がなくて一日二食生活を送っているせいか、弱っていてどうにも創作意欲も上がらないし、自分の短歌にもまったく自信を持てずにいて、ぱらぱらと折本で作った歌集を読み返して、そこでようやく気持ちがなぐさめ…

【深夜の文章キャス】それでも小説を書きたくなってきた

ここ数日、いろいろと書きたいネタが出てきていて、ふたたび小説に向かいたい気持ちが高まっている。 プレッシャーに感じていた各方面からの圧力は、私の思い過ごしだということがわかったし、ある種の雛見沢症候群的な被害妄想に陥っていたらしい。いたく反…

【深夜の文章キャス】詩と性愛と具象という魂と

朝に一編の題詠詩歌の詩を書いて、偽ドキドキ文芸部!のDiscordとカクヨムに投稿した。 「あい」 だれもかもみにくいね、息も絶えだえに水中に沈んでいけばいい、そうして都にたどり着いたなら、うつくしい乙姫さまが迎えてくださる。交わる体の中にも海はあ…

【深夜の文章キャス】短歌について

evie-11.hatenablog.com あれから主人と話して、「歌壇の動向のことはさほど深刻に捉えずに、歌壇を気にせずに詠んで投稿すればいいんじゃない? そもそも『壇』とつくものはたいていクソだし」と云われました。 フェミニズムに理解を示そうとしない私とは違…

世界とシェイクハンドしたい

一日中妙に消耗していた。 歌壇の現在の潮流と自分の思想がそぐわないことに悶々としてしまい、歌壇から離れたところで作歌をしていくべきではないかと思い悩んでいたのだ。 しかし思想と作品とはまた性質を異にするものだし、その影響は免れ得ないとしても…

【深夜の文章キャス】もうそろそろプロ志向から降りてもいいのかもしれない

小説が書けなくなって約一年、ドクターストップがかかって約ひと月になる。 この間さまざまな想いを抱いてきたし、詩歌だけに拠らざるを得ないことに忸怩たる想いを持っている。 短歌を作るのはどうにも上達しない。結社に入っている人の作品はまったく出来…

【深夜の文章キャス】短歌と時勢と

暑さとホルモンバランスの乱れで一日参っていた。突発的に泣きたくなったり、何もかもを投げ捨てたくなったりする。 創作もできず、短歌も少しばかり詠んだけれど手につかなかった。 昨夜読んだ「ルックバック」のことをぼんやりと思う。創作は呪いだ。創作…

【深夜の文章キャス】家庭内宗教論争とその後

昨夜は3時まで主人と飲んで(私は飲んでいないが)、眠気と酔いに任せた宗教論争になり、「きみはインテリだし、比較宗教学者としての立場から離れられないから、カトリックを心の底から信じきるのは難しい」と云われた。 主人は老荘思想を重んじる人間であ…

【深夜の文章キャス】短歌まわりのこと

なつかしのBad Apple!!をループ再生しながら短歌を10首詠んで、短歌研究にこれまでに詠んだ200首の中から先日選んだ5首を投稿することにした。 Bad Apple!! nomico ダンス ¥255 provided courtesy of iTunes music.apple.com 短歌研究2021年7月号 作者:(株…

【深夜の文章キャス】#短歌の人に10の質問に答えました&短歌のモチベーション

Twitterに流れてきた#短歌の人に10の質問に答えました。 #短歌の人に10の質問1.本格的に詠みはじめたのはここ数ヶ月。それまではぽつぽつと詠んでいました。 2.結社に所属せず、主宰している歌会を催したり、公募に応募したり。3.デジタル派。4.病み疲れてる…

【深夜の文章キャス】ノンバイナリーと表現の形

朝、ノンバイナリーというのはセクシャリティを細分化しすぎで、それをアイデンティティにすべきではないという趣旨のツイートが流れてきていたく傷ついた。 なんか見たけど、LGBTとアイデンティティは密接に関わっているのは当然なのではなかろうか……。だか…

【深夜の文章キャス】ゴシックと私の創作について

以下の文章は日記として書くつもりでいたのだけれど、創作という点で重要なターニングポイントとなる出来事があったので、こちらに深夜の文章キャスとしてお送りする。 主人が帰ってきて夕食を作ってくれて、ルピシアのダージリン1stフラッシュ2021とともに…

【深夜の文章キャス】詩歌の投稿

笹井宏之賞に投稿して以来、短歌が140首になった。 evie-11.hatenablog.com shinchoku.net このうち32首は既発の予定で、残り118首が未発表ということになる。 折本にしてもいいのだけれど、せっかくならば短歌雑誌への投稿を考えたい。 短歌 2021年7月…

【深夜の文章キャス】卵生の痛み

昨夜、突発的に死にたくなってきたので詩を書いた。 卵生の痛み 感情がもつれ合って絡まり合って解きほぐせないから、糸くずのようになった塊をあなたにあげる、というわけにもいかない。あなたにはせめてアガパンサスを捧げたい。願いは遂げられず、言葉は…

【深夜の文章キャス】30歳という転換点

なんとなく手持ち無沙汰で、というのは嘘で、精神的に参ってしまうことが立て続けに起きているので、自分を鼓舞するために書きたい。 小説を書けなくなって久しく、プロット案を某所に提出したのだけれど、反応は芳しくなく、その反応を受け止めるだけの心の…

【深夜の文章キャス】図書館を自分のスケールで活用する

今日はもろもろのことで参っていたのだが、あまりここに書きたいことではないので多くの言葉は割かない。 ただ自分の管理能力の低さ、ストレス耐性の低さを厭というほど思い知った。 ストレス発散の手だてはいくらあっても困らないし、できるだけ自分に取り…

【深夜の文章キャス】孤独と創作と

今日はほぼTwitterから離れて過ごした。いくつか投稿はしたけれど、TLを追うことはしていない。 ブログ記事を日記を含めて4本書いて、やはりブログの方が好きだなぁという想いを新たにする。 PTSDの再燃や、それにまつわる人々のことなどが頭から離れずにい…

【深夜の文章キャス】眠れない夜を越すために

眠れるわけないよね。散々な一日だったものね。 PTSDの記事が思いのほか人目につくようだったのでいったん下げました。 間違ったことは書いていないと思っているけれど、そう大声で触れ回りたいわけではないのです。Twitter経由だと、どうしても公募とか不幸…

【深夜の文章キャス】轟音のみを友とする/病者の文学

轟音のみを友とする すべての神経が信号を発する苛立ちが、あらゆる尺度の絶望が、轢死という無惨な死への渇仰が癒される時を求め、あるいは恩寵の手が伸べられるのを待ちつづけて三十年が過ぎ、この間幾人ものたましいのふたごたちと生を共にし、やがて必然…

【深夜の文章キャス】毎日短歌を詠む

evie-11.hatenablog.com 笹井宏之賞に投稿をして、このまま作歌をやめてしまうのはもったいないし、短歌を詠みつづけることは確実に私の糧となっているので、賞に応募してからも毎日短歌を詠んでいます。 shinchoku.net これまでのように50首に到達した時点…