思考メモ
昨年の秋頃からだったか、小説というものが読めなくなってしまった。小説なりアニメなり映画なり、フィクションの世界でわくわくすること、心躍ることに対して疲れてしまうという意識が頭をもたげてきてしまい、ドキドキしたくない、不安になりたくないとい…
出典厨というといかにも聞こえは悪いが、私は出典厨な人間だ。学生時代、恩師に注釈がきちんとしていない本は読むなと教え諭されてからは、学術書を手に取るときにはまず注釈をチェックすることにしている。 また本文中に出てきた漢籍や日本の古典などの引用…
今週のお題「卒業」 最近、『唐詩選』を読んでいる。 唐詩選〈上〉 (1965年) (新訂中国古典選〈第14巻〉) 作者: 高木正一 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1965 メディア: ? この商品を含むブログを見る 唐詩選〈下〉 (1966年) (新訂中国古典選〈第15巻…
お題「最近見た映画」 最近、同居している彼が司馬遼太郎の『燃えよ剣』にハマってくれたこともあって、前々から見てみたかった大島渚監督の「御法度」を観た。 御法度 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ 発売日: 2000/05/21 メディア: DVD 購入: 1人…
はじめての出店ということもあり、色々と反省点の多いイベントになりました。かもめソングが思いの外捌けてくれなくて、もうちょっと事前に内容に踏み込んだ告知をすべきだったのかなという思いが一つ、装丁もまだまだ改良の余地があるなというのが一つ。も…
クリエイターというと、プロフェッショナルなどでは頭を悩ませるシーンを延々と流した揚げ句に新しいモノを生み出していくという展開がくり返されてばかりいる。 スランプを乗り越えるクリエイターの姿は、私のような人間にとっては勇気を与えてくれるし、明…
私のなかでは読書には小説を書くための読書と、娯楽のための読書とのふたつがある。 娯楽のための読書はもっぱら歴史小説や時代小説が多い。歴史ものが好きということもあり、読みやすく気兼ねなく楽しめるという点でいい気分転換になる。歴史小説はプロット…
万年無気力人間なので読書のモチベーションを保つのが難しいときがちょくちょくあります。 また併読をはじめたこともあり、どの本をどれぐらい読んだかを目に見える形で残しておきたいこともあって、今年の1月から記録をつけはじめました。 (元来記録魔なの…
今年から無印良品の1日1ページノートに日記を書きはじめた。茶色の表紙はweb公開用、緑の表紙は非公開用の日記。 (表紙はweb素材からいただいた) 毎日つけるのはなかなか大変だが、この無印良品の1日1ページノートなら日付欄が空欄になっているので、そこま…
僕の読書術 — 6冊併読スタイルのススメ // 1e3)g=1e3;else if(200>~~g)g=200;f.height=g}if("link"===d.message)if(h=b.createElement("a"),i=b.createElement("a"),h.href=f.getAttribute("src"),i.href=d.value,i.host===h.host)if(b.activeElement===f)a.…
四季折々に私が家に備えておきたい定番のお茶を紹介します。 お供はその時の気分によるところもありますが、私のおすすめをつらつらと。 基本的に砂糖は入れません。ミルクティーの表記がないものはストレートで飲んでいます。 【通年|朝・昼】 ・FAUCHONの…
専門的な勉強でもしていなければ普段学術書を読む機会はあまりないかもしれない。 忙しい日常のなかにあっては小説を読むことすらままならない、という人もたくさんいることだろうし、勉強のモチベーションを保つのはそう簡単なことではない。 人間は必要に…