エッセイ

人に貸した本ほど読みたくなる

世の中の本好きの夫婦のあり方はよくわからないが、私たち夫婦はしょっちゅう本を貸し借りする。 とはいってもすぐに手に取って読むかというと、そういうわけでもなく、あくまでも優先順位は手元にあって自分の読みたい本、その次に自分が最近気になっている…

乱読は生きる糧になる

精神的にも身体的にも参る日々がつづいています。 そんな中でも不思議と本を読めていて、これまでの私だったら不調なときは本を読めないということがままあったのですが、それもこれも乱読の成果だと感じています。 特に気がめいっているときにはなかなかヘ…

【お知らせ】読書遍歴another story/ペーパーウェル03

◇エッセイ 花うさぎ往復書簡『カルトン』第6回ネプリ配信中!わたしから、@usaurara 宛てのお便りです。 腐女子の性癖の目覚め、筑波山と小貝川など綴っています。植物は蒲の葉の断面図です。お楽しみを☆ #ネプリ セブンイレブン 各20円(モノクロ)2019/11…

移ろいを楽しむ

最近お茶の好みが変わってきた。それまでは華やかな香りのアールグレイが一番好きだったのに、今では飲み口がすっきりしたものの方が好みになりつつある。 紅茶で云うならセイロンなど、あっさりといただけるものの方が好みだ。ミルクティー向きのアッサムも…

【お知らせ】新作エッセイを公開しました

同人活動はお休みすると云っておきながら、舌の根も乾かぬうちにエッセイを書きたくなってしまい、一編のエッセイを追加しました。 大学時代のお話です。 kakuyomu.jp これまで大学時代のことはあまりエッセイに書いてこなかったなと思ったのと、今日彼にル…

しきたりとしての手紙

長らく趣味で手紙を書いてきたけれど、ここ最近目上の方への御礼を述べるのに手紙を書く機会が二度ほどあった。もらいものをいただいて、本来ならばお中元などを差し上げるべきところなのだが、わけあって御礼の言葉を差し上げるに留めることになったのだ。…

【エッセイ】手紙魔活動

手紙を頻繁に出すようになったのは、学生時代の頃からだったが、宛先は年々変わってきているとはいえ、手紙を書く習慣は未だに続いている。 元来寂しがり屋ということもあり、またアナログ人間ということもあって、手紙というメディアが私にはしっくりくるの…

【エッセイ】幇間がほしい

私はとにかく退屈しやすい。始終退屈していると云っていいかもしれない。これまで飽きてきたものは数知れず、唯一続いている趣味として読書があるのは、読書が無聊を慰めるのにもってこいだからなのだろう。谷崎潤一郎の小説に「幇間」という短編がある。主…

【エッセイ】ディレッタントの悦楽

小説を読んでいて私が愛してやまないのは、小説の中の主人公が、芸術書などの書物を自在に床に広げて、あるいは部屋に持ち込んで耽読する場面だ。 それから私は、今迄親しんで居た哲学や芸術に関する書類を一切戸棚に片附けて了って、魔術だの、催眠術だの、…

器に魅せられて

最近新たに器をお迎えした。ひとつはイッタラのティーカップで、こちらは彼がご執心だったもの。 あまり私の好みではないなと思っていたのだけれど、コーヒーを注ぐとこれが映える。 私は青を使うことになったのだが、ミルクティーとの相性も良いし、描かれ…