広寒宮

アマチュア作家・雨伽詩音の活動報告その他諸々

近況報告と今後について

Twitterを離れてから約一ヶ月半が経ちました。諸事情あってのことですが、詳しくは語りません。ただ、Twitterから離れてみて、いかに自分にとってあの場所がストレスフルだったのかということがよく分かりました。

 

同人活動に関しても、かもめはメンバーで相談した結果、かもめソングは小休止することにして、今後は読書会をメインに活動を続けていこうということになりました。

初回の読書会は10/27の村田沙耶香『消滅世界』を予定しています。 

消滅世界

消滅世界

 

 

さて、個人的な活動に関しては、同人活動を一旦お休みして、小説の投稿に向けて動いていこうと思っています。

とあるプロの作家の方から「あなたは浮世離れしていて文章も上手いから、現代物ではなくて女性を主人公にした歴史物を書くと良い」とアドバイスをいただき、戦国時代に生きたさる女性を主人公に、小説を書くつもりでいます。

今年の12月に29歳になるので、来年を目標に投稿できるよう、励んでまいります。

 

同時に公募への投稿もはじめています。

先日は「詩の街ゆざわ」短歌会で佳作をいただき、賞状を授与していただきました。

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今月は公募ガイドに掲載されていた公募の中からエッセイと短歌に応募し、来月も公募ガイドを買って投稿に励んでいきたいと思っています。 

公募ガイド 2019年 11 月号 [雑誌]

公募ガイド 2019年 11 月号 [雑誌]

 

これまで同人活動をメインに創作を続けてきましたが、投稿をすることで、同人活動では得られないチャレンジ精神の高揚と達成感を得ることができ、もっと早い段階から続けておけば良かったと思っています。

自分の作品がどのような形であれ世間に届くというのは喜ばしいことですし、これからも意欲的に創作に向かっていきたいです。

 

ちなみにこれまでに書いたエッセイはこちらから読めます。

kakuyomu.jp

 

同人活動を通して他の方々との交流を続けられなくなってしまったのは少し残念ではありますが、どうしても仲間内の内輪の中での評価ということになってしまって、その評価も飽和状態になってしまっていたなぁというのは常々感じていたのでした。

それだけ評価が定まってきたとも考えられますが、そこに安住していたのでは前に進めません。それどころか後退・衰退して作品はどんどん痩せていきます。

感想をいただくことはもちろん喜ばしいのですが、耽美主義を掲げつづけていくことで、自分の可能性を狭めてしまうのではないかという恐れもあり、その耽美主義を超えた先にあるものを目指したいという気持ちが今は強いです。

いずれにせよその先に自分が落ち着くべきところとして耽美主義が待っているのかもしれませんが、もう少し冒険を楽しんでみたいと今は感じています。

 

 ここで愛読書である村上春樹『職業としての小説家』から引用しておくと、 

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

僕の考えによれば、ということですが、特定の表現者を「オリジナルである」と呼ぶためには、基本的に次のような条件が満たされていなくてはなりません。

 

(1)ほかの表現者とは明らかに異なる、独自のスタイル(サウンドなり文体なりフォルムなり色彩なり)を有している。ちょっと見れば(聴けば)その人の表現だと(おおむね)瞬時に理解できなくてはならない。

(2)そのスタイルを、自らの力でヴァージョン・アップできなくてはならない。時間の経過とともにそのスタイルは成長していく。いつまでも同じ場所に留まっていることはできない。そういう自発的・内在的な自己革新力を有している。

(3)その独自のスタイルは時間の経過とともにスタンダード化し、人々のサイキに吸収され、価値判断基準の一部として取り込まれていかなくてはならない。あるいは後世の表現者の豊かな引用源とならなくてはならない。pp90-91 

私は今(2)に挑もうとしています。(1)の文体がある程度完成できたので、次なるステップを目指していくつもりです。(3)に到達できるかどうかはわかりませんが、それでもまずは(2)の段階を自分のものにできるよう、これからも努力してまいります。