広寒宮

アマチュア作家・雨伽詩音の活動報告その他諸々

【資料】漢籍の調べものについてのメモ

漢籍にまつわる本を読んでいると、文中に漢詩が出てくることがある。

私は出典厨なので、気になる漢詩はできるだけ原典に当たるようにしているのだが、学生時代に大学図書館のレファレンスサービスで不愉快な思いをしたこともあり、できるだけ自力で出典に辿りつきたいと思っている。

その出典を探すのに役立つリンクをご紹介したい。

 

まずは国会図書館漢詩の出典の調べ方案内。

漢詩の出典 | 調べ方案内 | 国立国会図書館

データベースや辞典類などが紹介されている。

困ったときはまずここを参照している。

 

李白の詩や杜甫の詩など、ピンポイントで調べたいときには、日本図書センターからどちらも全集が出ているので、それぞれ目的の漢詩が載っていないかと目次を調べる。

私の住んでいる地域の図書館にはどちらも架蔵されているので、おそらく全国津々浦々の図書館にも入っているはずだ。

図書館で調べてもいいのだけれど、最寄りの図書館にない場合は、事前にネットで調べておいて該当巻を借りれば手間が省ける。

李白全詩集 | 主題書誌データベース | 国立国会図書館

 

杜甫全詩集 | 主題書誌データベース | 国立国会図書館

 

その他、漢籍の出典を調べる上でも参考になる『新釈漢文大系』のリンクも貼っておこう。

目次はPDF化されているので、参照すればなにかと便利かと思う。

www.meijishoin.co.jp

ちなみに詩人編全十二巻も刊行されるということで、こちらも今から楽しみだ。

リンク先はPDFだが、いずれも中国を代表する漢詩人が名を連ねている。

http://www.meijishoin.co.jp/files/shinsyaku_kanbun/TRC_kanbun20170607.pdf

 

また漢籍に関してはレファレンス協同データベースにも情報がたくさんあるようなので、気になる文献があればアクセスしてみるのも手かもしれない。

私が最近参照したのはこちら。

crd.ndl.go.jp

 

またこちらには載っていなかったが、以前ブログでも少しだけ触れたこちらの選集にも「捜神後記」が掲載されているようなので紹介しておく。

www.meijishoin.co.jp

 

 

だが実際に私が公共図書館でお世話になったのは、こちらの国訳漢文大成だったので、一応リンクを貼っておく。

 

最初に書き下し文があり、本の末尾に原文(白文)が掲載されているので、適宜対照しながら読めば 知識が身につくのだが、いかんせん目次がわかりにくいのと、訳注があまり充実していないのと、そしてなにより古い本なので、あまりおすすめはしないのだけれど……。

ただし手っ取り早く書き下し文を参照したい、という時には役立つかもしれない。

 

気づけば明治書院さんのリンクだらけになってしまったが、本当に足を向けて寝られない出版社なので、今後ともますますのご清栄を祈るばかりだ。