広寒宮

アマチュア作家・雨伽詩音の活動報告その他諸々

思考メモ

止まった時間を動かしたい

院進ができないことが確実になった日からもう4年が経つ。あれからいろんなことがあって、得難い人たちとの出会いの中で少しずつ心が癒されつつあるけども、仕事をしていない私の時間はあの時のまま止まっている気がする、という話を彼にしたところ、「もう一…

今、そこにあるリアル

昨年の秋頃からだったか、小説というものが読めなくなってしまった。小説なりアニメなり映画なり、フィクションの世界でわくわくすること、心躍ることに対して疲れてしまうという意識が頭をもたげてきてしまい、ドキドキしたくない、不安になりたくないとい…

出典という宇宙

出典厨というといかにも聞こえは悪いが、私は出典厨な人間だ。学生時代、恩師に注釈がきちんとしていない本は読むなと教え諭されてからは、学術書を手に取るときにはまず注釈をチェックすることにしている。 また本文中に出てきた漢籍や日本の古典などの引用…

【お題参加】六朝詩からの卒業

今週のお題「卒業」 最近、『唐詩選』を読んでいる。 唐詩選〈上〉 (1965年) (新訂中国古典選〈第14巻〉) 作者: 高木正一 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1965 メディア: ? この商品を含むブログを見る 唐詩選〈下〉 (1966年) (新訂中国古典選〈第15巻…

図書館の愉しみ

図書館には季節ごとに特集展示というものがある。司書の友人によれば、このような展示の支度も大変だそうなのだが、私が通っている最寄りの図書館では今「和を楽しむ」という企画の展示をしている。 手持ちの読みさしの本があって、特に借りたい本がないとき…

【お題参加】御法度

お題「最近見た映画」 最近、同居している彼が司馬遼太郎の『燃えよ剣』にハマってくれたこともあって、前々から見てみたかった大島渚監督の「御法度」を観た。 御法度 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ 発売日: 2000/05/21 メディア: DVD 購入: 1人…

私の図書館活用法

先日図書館へふたたび足を運んだ。 予約して取り寄せた本を受け取るためでもあったが、家の蔵書の中に読みたい本は山積しているし、新たに本を借りる余裕はない。 そこで私は古典文学全集が並んでいる棚に行って、明治文学全集の棚から泉鏡花の巻と国木田独…

文フリを振り返って

はじめての出店ということもあり、色々と反省点の多いイベントになりました。かもめソングが思いの外捌けてくれなくて、もうちょっと事前に内容に踏み込んだ告知をすべきだったのかなという思いが一つ、装丁もまだまだ改良の余地があるなというのが一つ。も…

「クリエイティブ」に依存しない

クリエイターというと、プロフェッショナルなどでは頭を悩ませるシーンを延々と流した揚げ句に新しいモノを生み出していくという展開がくり返されてばかりいる。 スランプを乗り越えるクリエイターの姿は、私のような人間にとっては勇気を与えてくれるし、明…

小説を書くための読書法

私のなかでは読書には小説を書くための読書と、娯楽のための読書とのふたつがある。 娯楽のための読書はもっぱら歴史小説や時代小説が多い。歴史ものが好きということもあり、読みやすく気兼ねなく楽しめるという点でいい気分転換になる。歴史小説はプロット…

読書のモチベーションを保つには

万年無気力人間なので読書のモチベーションを保つのが難しいときがちょくちょくあります。 また併読をはじめたこともあり、どの本をどれぐらい読んだかを目に見える形で残しておきたいこともあって、今年の1月から記録をつけはじめました。 (元来記録魔なの…

今年の手帳事情

今年から無印良品の1日1ページノートに日記を書きはじめた。茶色の表紙はweb公開用、緑の表紙は非公開用の日記。 (表紙はweb素材からいただいた) 毎日つけるのはなかなか大変だが、この無印良品の1日1ページノートなら日付欄が空欄になっているので、そこま…

併読はじめました

僕の読書術 — 6冊併読スタイルのススメ // 1e3)g=1e3;else if(200>~~g)g=200;f.height=g}if("link"===d.message)if(h=b.createElement("a"),i=b.createElement("a"),h.href=f.getAttribute("src"),i.href=d.value,i.host===h.host)if(b.activeElement===f)a.…

独断と偏見で選ぶ家に備えておきたいお茶メモ

四季折々に私が家に備えておきたい定番のお茶を紹介します。 お供はその時の気分によるところもありますが、私のおすすめをつらつらと。 基本的に砂糖は入れません。ミルクティーの表記がないものはストレートで飲んでいます。 【通年|朝・昼】 ・FAUCHONの…

学術書を読むということ

専門的な勉強でもしていなければ普段学術書を読む機会はあまりないかもしれない。 忙しい日常のなかにあっては小説を読むことすらままならない、という人もたくさんいることだろうし、勉強のモチベーションを保つのはそう簡単なことではない。 人間は必要に…