広寒宮

アマチュア作家・雨伽詩音の活動報告その他諸々

ネプリ同時配信企画ペーパーウェル02振り返り

【ネプリ同時配信企画ペーパーウェル】誰でも参加できるネプリ同時配信企画の第二回です。同じテーマでつくったネプリを同時期に配信して楽しみましょう! オリジナルの全年齢向け作品であれば表現や形態は問いません。詳細は https://t.co/Yv23Rj7JIg か画…

Twitter300字SSメイキング

凪野基さんのTwitter300字SSメイキングの記事を拝見して、私も今回の「水」のお題はなかなか難産だったので、メイキングを書いてみようと思い立ち、こうして記事にすることにしました。 凪野さんの記事はこちら。 bluegray.self.jp 私は詩を含め、1000字未満…

異界訪問譚

しばらく放置している間にお知らせする作品が溜まってきてしまったので、二回に分けてご紹介します。 まずは「異界訪問譚」。 https://star-bellflower06.tumblr.com/post/184032454155/%E7%95%B0%E7%95%8C%E8%A8%AA%E5%95%8F%E8%AD%9A star-bellflower06.tu…

創作に救われる

短歌も俳句も下手の横好きでやっているのだが、今は体調が悪くて小説どころか詩も書けないという状況にある。そんな中にあって、五・七・五ないしは三十一文字という形式の決まった俳句や短歌というのは、詩を書いたり小説を書くのとはまた違う脳の部分を使…

文学フリマ東京、欠席します

前にも一度お伝えしましたが、5/6の文フリ東京を欠席します。 作品を待っていてくださった皆様、まことに申し訳ございません。 理由は体調不良と、どうしても外せない予定が前日まで入ってしまったためです。 製本作業中に大きく体調を崩し、現在の様子では…

止まった時間を動かしたい

院進ができないことが確実になった日からもう4年が経つ。あれからいろんなことがあって、得難い人たちとの出会いの中で少しずつ心が癒されつつあるけども、仕事をしていない私の時間はあの時のまま止まっている気がする、という話を彼にしたところ、「もう一…

今、そこにあるリアル

昨年の秋頃からだったか、小説というものが読めなくなってしまった。小説なりアニメなり映画なり、フィクションの世界でわくわくすること、心躍ることに対して疲れてしまうという意識が頭をもたげてきてしまい、ドキドキしたくない、不安になりたくないとい…

出典という宇宙

出典厨というといかにも聞こえは悪いが、私は出典厨な人間だ。学生時代、恩師に注釈がきちんとしていない本は読むなと教え諭されてからは、学術書を手に取るときにはまず注釈をチェックすることにしている。 また本文中に出てきた漢籍や日本の古典などの引用…

【お題参加】六朝詩からの卒業

今週のお題「卒業」 最近、『唐詩選』を読んでいる。 唐詩選〈上〉 (1965年) (新訂中国古典選〈第14巻〉) 作者: 高木正一 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1965 メディア: ? この商品を含むブログを見る 唐詩選〈下〉 (1966年) (新訂中国古典選〈第15巻…

【お題参加】最近知った言葉

お題「最近知った言葉」 観楓(かんぷう)という言葉がある。紅葉狩りを指す言葉で、花見を指す観桜(かんおう)に対して観楓(かんぷう)と云うらしい。 この言葉を知ったのは三島由紀夫の小説『仮面の告白』だったと記憶しているが、もしかしたら『春の雪』だっ…

本を読めないとき

読書が趣味の柱である自分にとって、精神的に本が読めない時間というのは苦痛を感じずにはいられない。読もうと思っても目が滑ったり、そもそも本を手に取る気になれないということも多々ある。そんな状態で無理に本を読もうと思っても致し方ない。そういう…

図書館の愉しみ

図書館には季節ごとに特集展示というものがある。司書の友人によれば、このような展示の支度も大変だそうなのだが、私が通っている最寄りの図書館では今「和を楽しむ」という企画の展示をしている。 手持ちの読みさしの本があって、特に借りたい本がないとき…

【エッセイ】手紙魔活動

手紙を頻繁に出すようになったのは、学生時代の頃からだったが、宛先は年々変わってきているとはいえ、手紙を書く習慣は未だに続いている。 元来寂しがり屋ということもあり、またアナログ人間ということもあって、手紙というメディアが私にはしっくりくるの…

再読するということ

本を再読するのが好きだ。気に入った本は一年のうちに何度も何度も再読して、文章が体に染みつくまで読む。 鏡花や谷崎などはその筆頭で、鏡花に関しては忌日には毎年絶筆の『縷紅新草』を読んでいるし、「夜叉ヶ池」「眉かくしの霊」なども何度となく読んで…

【エッセイ】幇間がほしい

私はとにかく退屈しやすい。始終退屈していると云っていいかもしれない。これまで飽きてきたものは数知れず、唯一続いている趣味として読書があるのは、読書が無聊を慰めるのにもってこいだからなのだろう。谷崎潤一郎の小説に「幇間」という短編がある。主…

【お題参加】ちょっとした贅沢

お題「ちょっとした贅沢」 私のちょっとした贅沢は三つある。 まずはノリタケのシェールブランのティーセットで中国茶を淹れること。 あいにくと中国茶の茶器は持っていないのだけれど、白磁のティーカップでいただく凍頂烏龍茶やプーアル茶もなかなか良いも…

自分の創作のキャラクターをビジュアル化してみた

普段挿絵や表紙を描いてもらうという機会がないので、もろもろのキャラメイカーを見かけると、つい自分の創作に沿ったキャラクターを作ってしまう。 こちらはおにいさんメーカーで作ったもの。 picrew.me イメージとしては拙作「青磁の爪」の仙人。あいにく…

【活動報告】地獄の白百合

しばらく報告を怠っている間に、だいぶ作品が溜まってしまっていました。 二回に分けてご紹介しようと思います。 今回は詩を中心に。 http://star-bellflower06.tumblr.com/post/182758669387/暗黒神話参 star-bellflower06.tumblr.com 俳句をメインで描いて…

【お題参加】御法度

お題「最近見た映画」 最近、同居している彼が司馬遼太郎の『燃えよ剣』にハマってくれたこともあって、前々から見てみたかった大島渚監督の「御法度」を観た。 御法度 [DVD] 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ 発売日: 2000/05/21 メディア: DVD 購入: 1人…

【お題参加】コスメ逍遥

お題「愛用しているもの」 h7pno5ia.com かもめメンバーの御影あやさんの記事を受けて、私もコスメの紹介記事を書いてみようと思い立った。 とはいえ大したものは使っていないのだけれども、毎日化粧をする私にとってはなくてはならない品々ばかりだ。 まず…

【読書感想】三橋鷹女のエッセイ

以前神保町で『現代俳句の世界 橋本多佳子 三橋鷹女集』という本を手に入れた。 橋本多佳子 三橋鷹女集 (朝日文庫―現代俳句の世界) 作者: 橋本多佳子,三橋鷹女,津田清子,中村苑子 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1984/10 メディア: 文庫 この商品を含…

【活動報告】廃都に冬来たり

◇掌編 惜春記 長いので折り畳みますが、オンラインに載せる小説としては久しぶりの作品なので、普段私の書く小説を読まない方々にぜひ読んでいただきたいです。 高知県立大学の蔵書の焼却処分問題に衝撃を受けたのと、両親によって自分自身の蔵書を守れない…

【お題参加】雪へのあこがれ

今週のお題「雪」 南国育ちなので、雪にはあこがれがあります。 その思いを形にした自作の詩をいくつかご紹介します。 http://star-bellflower06.tumblr.com/post/173416683977/白狐譚 star-bellflower06.tumblr.com こちらは李白の詩に影響を受けて書きまし…

【お題参加】はじめての自分チョコ

今週のお題「わたしとバレンタインデー」 はじめて自分チョコなるものを買ってみた。 というのもTwitterで歌仙チョコなるものを見かけて、これはぜひねんどろいど歌仙ちゃんと撮らねばという想いに駆られたからだ。 刀剣乱舞からは少々距離を置いてしまった…

【読書感想】萩原朔太郎『月に吠える 萩原朔太郎詩集』

去年のベスト本、萩原朔太郎の『月に吠える』を再読した。 月に吠える―萩原朔太郎詩集 (角川文庫) 作者: 萩原朔太郎 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1999/01 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブログ (22件) を見る 昨年の秋頃に高…

【読書感想】日夏耿之介詩集

日夏耿之介詩集 (1976年) (現代詩文庫〈1011〉) 作者: 日夏耿之介 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 1976 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 日夏耿之介との出会いは大学時代に遡る。 当時国文科の近代詩の講義を受けていた私は、その頃親交のあっ…

【エッセイ】ディレッタントの悦楽

小説を読んでいて私が愛してやまないのは、小説の中の主人公が、芸術書などの書物を自在に床に広げて、あるいは部屋に持ち込んで耽読する場面だ。 それから私は、今迄親しんで居た哲学や芸術に関する書類を一切戸棚に片附けて了って、魔術だの、催眠術だの、…

私の図書館活用法

先日図書館へふたたび足を運んだ。 予約して取り寄せた本を受け取るためでもあったが、家の蔵書の中に読みたい本は山積しているし、新たに本を借りる余裕はない。 そこで私は古典文学全集が並んでいる棚に行って、明治文学全集の棚から泉鏡花の巻と国木田独…

【お題参加】ひとりの時間の過ごし方

お題「ひとりの時間の過ごし方」 病気の療養中ということもあって、日中はひとりで家にいることが多い。主に家事をして過ごしているが、空いた時間には読書をしたり、お茶の時間を楽しんだりする他に、ひたすらノートに文字を書いている。 主に本の感想や創…

器に魅せられて

最近新たに器をお迎えした。ひとつはイッタラのティーカップで、こちらは彼がご執心だったもの。 あまり私の好みではないなと思っていたのだけれど、コーヒーを注ぐとこれが映える。 私は青を使うことになったのだが、ミルクティーとの相性も良いし、描かれ…